4/3に右眼の緑内障の診断を受けたひふみん。

今回は、その後の4月から5月にかけての出来事です。

 

発症した右眼のその後

発症時の激痛が収まった後、眼圧は50台を維持したままだけど、そのまま痛がることもなく、比較的普通に過ごしていました。

ただ、右方向の視界が急になくなったので、右からレイレイとかが近づくとギリギリで気づいて驚くし、なぜか鼻先に出したトリーツにも気付きにくくなりました。ご飯を食べるスピードも、心なしか遅くなった気がします。

そんな変化はありましたが、行動自体は至って元通りです。


<幸いにもほんと普通に過ごすひふみん>


左眼はいつ発病するのか

問題は、右眼の発症時に、検査の結果から、遺伝性である可能性が非常に高いと言われていたこと。

そうなると、左がいつ発病するのか。

数ヶ月後かもしれないし、数年後かもしれない。

先生の話では、遺伝性の場合はたいがいすぐにもう一方も発病するらしい。

緑内障は炎症などが原因で発病することもあるらしいのですが、そうでなければ、左右で同じ状態なので、一方で起こったことは、すぐにもう一方で起こっても不思議ではないですよね。

 

発症の兆し

そんな感じで日にちが過ぎた4/29。

ひふみが両眼をしきりに掻いてる。うーん、これは嫌な予感。

次の日に急いで眼科に駆け込みました。

左眼の眼圧が34。高いな。。

点眼治療をしてもらって、19.2まで収まったところで、この日は帰宅。

1ヶ月経たないうちに左眼にも来たか。。でも、飼い主の感覚がまだ敏感なうちでよかったのが、唯一の救いかも。

それから3日後の通院で、左眼の眼圧が18。なんとか点眼で落ち着いてくれている。

 

左眼の視力を残すために

いよいよ眼圧が上がったので、この日は、左眼の視力を維持するための手術の説明も受けました。

やり方は2種類あって、房水の排水用のチューブを眼の中に入れる「隅角インプラント挿入」と、房水を生成する箇所をマイクロレーザーで焼いて、房水の生成量を抑制する手術。

インプラントは、じきに詰まってしまうこともあるらしく、その個体差で数ヶ月から2、3年で機能不全になってしまうらしい。

マイクロレーザーは、見ながらやれるものではないため、効果にムラがあるとのこと。

どちらも、1度やれば一生大丈夫というものではないらしく、すごく判断が難しい、という印象でした。

それで色々考えたのですが、とにかくひふみんに最初の激痛を再び味合わせたくないし、手術後のストレスやリハビリが長引くのも避けたい。

強烈な痛みを発症しないのであれば、今回左眼も失明してしまうのも選択肢としてありではないか。

でも、今のままだと右眼の時と眼の状態は同じなので、激痛が出るような気もするし。

 

高すぎる眼圧

そんなことを考えて、さらに3日後の5/5。

朝起きたひふみんが、足元を探るような感じで室内を歩いていて。

散歩に連れ出しても、道端の草に迷わず突っ込んでいったり。

こりゃちゃんと見えてないな。。。

世間はGWに突入していましたが、幸い眼科はやっていたので、急遽通院!

眼圧を測ると71!高すぎる。。

また点眼治療でなんとか7まで落ちてくれたものの、次の日から5/11までは眼科も休診で、明けた5/12の手術枠が空いているとのこと。

もう処置なしでこのまま失明を待つか、手術をするか。手術するにしても、眼科が休診中の間は持つのか!?

など、思いが駆け巡ります。

 

手術をすることに

その日に結論が出なかったので、次の日も相談だけで眼科に行き、親身に長々と話を聞いてもらいました。

インプラントを入れる手術は30分程度のもので、術後は1ヶ月はエリカラ装着だけど、入院は1泊で済むらしいこと。インプラントで排水能力を高めておけば、右眼の時のような急激な痛みは避けられる可能性があること。そして、迷っているならインプラントを入れておいてもいいのでは、とアドバイスをもらったこと。そんな話を聞いて、ひふみんのトータルの苦痛を緩和できるのではと考えて、インプラント挿入の手術をすることにしました。

そうと決まれば、あとは無事にGWを過ごすこと。

でも、神はそれを許してくれませんでした。

 

手術、直前の急変

手術2日前の5/10朝。

またひふみんの挙動が、見えていない感じで。。それ以外、動きは元気なんですよ。

その日はホームドクターはやっているのですが、開院時間までまだあるので、点眼の時間を少し早めて様子見。

しばらくして散歩に連れ出してみたのですが、垣根に突っ込むこともなく、行き止まりとかもわかっていたみたいなので、

「点眼で眼圧落ちたか!?」

午前中の診療時間になったので、ホームドクターで眼圧を測ってもらうと25。散歩の時の様子から、恐らく朝イチの点眼が効いているのだろう、と。

あと1日半くらい持ちこたえてくれれば手術なので、それまでなんとか、と主治医と話しながら、その場は帰りました。

 

夜中の眼圧上昇

その日の夜。

正確には、次の日の夜中の2時ごろ。

ひふみんが徘徊している気配で目を覚ましました。これまで以上に見えていない様子で、しかもどことなく痛みが出ているような感じも受けます。

そのまま急遽、夜間病院へ急行。

眼圧を測ると69でした。点眼だけでは落ちきらなかったので、ステロイド系抗炎症剤を静脈注射。それでやっと17まで落ちました。

昼間に再度ホームドクターへ行き、眼圧を測ってもらうと20前後。

このままあと1日、持ちこたえてくれるよう祈るばかりです。

 

なんとか手術へ

そして、手術日の5/12。

左眼は比較的落ち着いているようで、ひふみんの様子にも違和感はなく、眼科へ到着。

眼科の先生にここ数日の様子を伝えたところ、前日の眼圧上昇は、もう限界が近いサインだっただろう、と。あと1週間もすれば限界が来ていたに違いない、と。

なんとか滑り込みセーフな状態で、無事手術を迎えました。


<右上に見えるのが挿入したチューブ>

 

初めてのお泊まり

入院は1泊。

気づけば、お泊まり初体験のひふみん。

恐らく一睡もできなかったのでしょう。

次の日の退院時、会計を待つ間、座ったまま眠りだし、そのまま倒れてしまう勢いでした。

折しも、5/7からヒートも始まり、なかなか辛い状態のひふみん。

1ヶ月のエリカラ生活を、何事もなく乗り越えたいものです。

 

が、この後も山あり谷ありが待っているのでした。

 

(つづく)


(ホームドクターの診察室でバックヤードを覗き込むひふみん)


4月3日、ホームドクターから急遽眼科専門病院へ転院したひふみん。

じっくりと精密検査をしていただいた結果、下された診断は緑内障。

しかも、高くなった眼圧で水晶体を支える腱が切れて、水晶体がずれてしまう水晶体脱臼のおまけ付き。

ものすごく痛がっていたのは、そのせいかもしれない。

 

眼球の中、角膜と水晶体の間は房水という水で満たされています。

房水は毛様体というところで作られ、目の中を循環した後に隅角というところから排出されます。

隅角には線維柱帯というフィルターがあり、ここが目詰まりすると排水が追いつかず、房水の圧力が上がる。

これが緑内障。

線維柱帯は、周辺の炎症などでも詰まるようなので、それが急性の緑内障。

でも、ひふみんの場合、まだ正常な左眼もフィルターの目がきれいに見えない(エコー検査で確認ができます)ので、元々フィルターの目が細かい遺伝性の緑内障だろう、とのこと。

遺伝性の場合、片方が発症すると遠くない将来に、もう片方も発症する確率が高いらしい。

うーむ。。


悲しいことに、右眼はすでに失明していて回復の見込みもない、という現実を突きつけられました。

でも、見えてないのに、左眼と一緒に物を追うんですよ。

水晶体の位置を戻したらまた見えるんじゃないか。

でも視神経やられてるんでしょうね。

検査結果を聞きながら、色々な考えが頭をよぎります。

でも、落ち込んでばかりはいられません。

左眼の将来も心配ですが、今は右眼が酷い痛みにまた襲われないよう、できることがあるならやっていかないと。

 

これからの治療計画は、

・右目は点眼薬(コソプト)で眼圧をコントロールし、痛みを抑えること。

・もし点眼が効かず、痛みが辛そうなら、義眼などの手術も検討すること。

・左目は発症を遅らせるための予防点眼を続けていくこと。

 

4月14日は9歳の誕生日。

誕生日なんて本犬に自覚はないのだけど、でも直前にこんなことになるなんて。

飼い主はちと辛い。

これまで大きな病気もなく元気に過ごしてきたひふみんにとって、これは大きな試練かもしれません。


(眼科通院後、近くの公園にて。動きは普通なんです。)


でも、幸いなことに命に関わる病気ではないので、これからのことに最善を尽くして、少しでもひふみんのQoLを高いところで維持したい。

不自由なことは増えるかもしれないけれど、大好きなカフェやお散歩をこれまで通り楽しめるように。

 

(つづく)




7/1でレイレイ7歳になりました。


シニアの仲間入りですよ!(笑)

動作はワチャワチャしてるし、体の線は細いせいか、まだパピーに間違われます。

ずっと親犬と一緒だからでしょうかね?

なかなか興味深い。買い主もいい経験させてもらってます。


最近になって少し我が出てきて、自分のテリトリーを主張して、ゴンゾーやひふみんに刃向かうこともあります。

極力犬同士に任せてますが、ゴンゾーとひふみんが年のせいで怪我しないか心配なので、昔よりかは介入しちゃってるかな。


一度、開腹を伴う手術をしましたが、それ以外は至って健康。

ただ、ゴンゾーに似て、分泌系がドロドロ詰まり気味な傾向が見られるので、すこし心配なところはあります。

と言っても、心配していても始まらないので、何もない時は楽しい事たくさん経験して、犬生を謳歌してほしいものです。



「点眼が効き始めたのかも?」

なんとなく開き始めた右眼に、淡い期待を抱きながら過ごした、3月後半。
 
発症5日。再び動物病院へ向かいました。この頃のひふみんは、行動こそ驚くほど普段通りに戻りつつありました。玄関に向かって吠えてみたり、ゴンゾーに怒ってみたり……。お散歩でもグイグイとリードを引っ張る力が戻り、「あぁ、いつものひふみんだ」と少しだけホッと胸をなでおろしてました。
 
病院での診察では、まだ診察台の上で目をギュッと閉じてしまうものの、ライトを当てると眩しそうにする反応がありました。光には反応しているとの先生のその言葉に、安心感も増したものです。角膜に浮腫が残っているので、どこかに傷がある可能性も考えられましたが、炎症を抑える目薬をより強いものに変更し、さらに様子を見ることになりました。
 
それからの数日間、ひふみんの目は目に見えて良くなっているように見えました。薄目ながら常に開くようになり、恐らく痛くてできなかった柴ドリルも普通にやるようになりました。6月末には、目はパッチリと正常に開くようになりました。
 


飼い主の角膜の病気も、時間をかけて好転したので、きっとひふみんもこのまま治ってくれる。そう自分に何度も言い聞かせるようにして過ごしていたのですが……。

4月に入り、誕生日の足音が聞こえ始めた頃。ふとした瞬間に、ひふみん疲れている?と感じるような瞬間があったり。散歩中のふとした瞬間に、
「あれ……? なんだか、右目が大きく見える……?」
眼球が肥大しているような、少し嫌な違和感を覚えたのです。



4月3日。点眼の効果を見るために動物病院へ。すでに、右眼もほぼ開けているので、診察もスムーズに受けられました。そこで告げられたのは、予想もしなかった厳しい数値でした。瞳孔が反応していないのと、
眼圧が50を超えているので、すぐにでも眼科専門医にかかったほうがよい。
先生がそう言って、そのままいくつかの眼科に電話してくれました。急患であることが伝わったのか、その日の午後一で診ていただくことになりました。
 
(つづく)

今回は、先日発症したひふみんの病気についてです。

少し長くなりそうなので、何回かに分けてお伝えしようと思います。

 

まず、結論からお伝えすると、診断の結果は「遺伝性の緑内障」でした。

 

3月中旬のこと。

少しずつ暖かくなりはじめた、ある朝のことでした。

起きたばかりで、まだクッションの上で休んでいるひふみんの顔を見て、思わず「ん?」と。

右目をギュッとつぶったまま、開けようとしないんです。

しかも、そのつぶり方が尋常ではありません。

「これはおかしい」と、朝イチで病院へ駆け込みました。

 

 

病院についた頃には目やにもけっこう出ていました。

しかも両目。

診察台に乗っても、ひふみは目をギュッと閉じたまま。 

先生もなんとか状態を確認しようとしてくださるのですが、頑なに閉じてしまっているので、思うように診察が進みません。

わずかに確認できた範囲は、全体の1/3ほど。

かなりの充血は確認できましたが、原因が細菌感染なのか、あるいは何かの拍子に異物が入ってしまったのか、その場でははっきりとした診断が下せませんでした。

ひとまず、細菌感染用と炎症用の2種類の目薬を処方してもらい、様子を見ることになりました。

 

ところが、病院から帰るころには、さらなる違和感が現れました。

ひふみが頭を左に避けるような動きを見せ始めたんです。

痛くない方の左目を庇っているようにも見えますが、なんだか不自然。

マズルの右側にギュッとシワを寄せて、見るからに痛そうにしています。

 

 

帰宅してからのひふみは、ほとんどの時間を寝て過ごしていました。 

食事や散歩には行くのですが、ふとした瞬間に立ち止まったり、ご飯や外の草の匂いを嗅ごうとするタイミングで、スッと顔を左に背けます。

その仕草は、まるで目だけでなく神経系まで影響を受けているようにも見えました。

実は私自身、数年前に角膜の炎症を起こしたことがあるので、痛みや辛さはなんとなく想像できたのですが……。

ひふみの身に一体何が起こっているのか、この時はまったく見当もつきませんでした。

様子があまりに深刻で、見ているこちらも辛いのですが、今は点眼を続けて信じるしかありません。

不安なまま数日間を過ごしました。

 

動きがあったのは、3日目のことでした。 あんなに気にしていた「顔を背ける仕草」が消えたんです。

そして4日目。

右目が少しずつ開く時間が増えてきました。

「もしかして、点眼が効き始めた……?」

少しだけ希望が見えた気がしましたが、話はここから思わぬ方向へ進むことになります。

 

(続く)