「忘れ物を探しに」の旅、2日目です。本来なら松山城に登る所でしたが、土砂崩れのため断念しました。朝食会場の席からで我慢です。忘れ物を一つここに残して出発です。
ここは妻の希望で、松山から少し南下して砥部焼を物色しに行きます。この日は、砥部焼陶芸館でテント市をやっているとテレビで放送していましたので、ここで風鈴と孫のお茶碗を購入。
なかなかいい音がするんですよ。
妻は梅山窯という窯元に行き、お気に入りのひまわりのマグカップを購入。
一旦松山に戻り、この日の忘れ物探し、四万十川に向かいます。42年前、四万十川を見ながら、バイクでツーリングし、その綺麗さに感激した記憶があります。それを再確認し、妻の希望で、四万十川の天然うなぎを食べにいきます。松山自動車道を三間ICで降りて、四万十市にある「いわき食堂」を目指します。
こんなところに建っています。
入った時は、お客さんは我々だけでしたので、まずは、ここのうなぎは天然物かを確認すると、うなぎは天然物しか使わないとのことで、それぞれ大きさによって値段が違い、今ある在庫の値段を丁寧に調べて伝えてくれました。
鮎も、友釣りの鮎しか使わなく、今日は川の水の状態がよくなく、1匹しか用意できないとのこと。因みに、この日はうな丼が2,700円、鮎の塩焼き定食が2,500円でした。
うなぎは養殖物のようにふっくらしておらず、痩せ気味でした。最も大きなサイズのものがあれば、満足できたのでしょうが、妻には四万十の天然うなぎをいただけたというだけで、満足してもらいましょう。
鮎はこの時期にしては、本当に大きかったです。鮎は、父が獲りにいったのをよく食べていましたが、ここの鮎は今まで食べたものと全く違っていました。身自体に苔の苦味がしっかりとありました。30分ほどかけてじっくりと焼いてくれたので、カボスの味もとても良く、本当に美味しく四万十の天然鮎をいただけました。大満足です。後から来たお客さんたちは、鮎がなくて他のものを召し上がっておられました。ごめんなさい。
昼食の後は、四万十川で忘れ物のもう一つ、沈下橋です。昼食場所からほど近い、岩間沈下橋です。
水量も多かったため、渡るのはメッチャ怖かったです。ここに行く途中、猪の子どもに出会ったため、親が出てくるのではないかと、これもメッチャ怖かったです。
そして、この日のお泊まりは高知市内です。ここも、大学時代に来ましたが、その時の宿泊先はユースホステルで、ここでいただいた鰹のタタキがとても美味しかった記憶があります。これも忘れ物の一つです。
ここは、駅からほど近い「利他食堂」。魚介類のみならず、高知の美味しいものが食べられると評判のお店です。予約必須とのことでしたので、しっかりと予約を入れておきました。
この日はビールをやめて、こちら文旦サワー。それから写真にはありませんが、仏手柑サワーもいただきました。妻は、手作りのジンジャエール。これも絶品でした。
カツオなどのお刺身。
鰹の藁焼き。
土佐あか牛のローストビーフ。
四万十の山椒で炊いたあら炊き。
四万十川のノリの天ぷら。これがメッチャ美味い。海苔の香りが口中に広がります。
心配された雨も、ホテルまでの徒歩の間は降らずにすみました。
この日の走行距離は、265kmでした。