買い下がり続けて買い過ぎてしまったNTT。

泥沼に首まで漬かった状態で、買付余力も尽きかけて買い下がるにも限界が見えてしまっています。

後悔は後からするから後悔だけど、1配当利回3%がサポート線になると想定したんだから、166.7円を下抜けしたタイミング考えなおすべきだった。すぐに戻すと考えたのが甘過ぎた。

年間配当が5.2円になったことで、3%ラインが173.3円にまで上昇。3.5%で148.6円。4%で130円。自社株買、消却含めたトータル株主還元で考えると、3%ぐらいが割安の目安だという考えに変わりはない。さすがに4%はやり過ぎ。3.5%でもやり過ぎ感が強い。

FIREの考え方が普及しすぎて、4%が閾値として認知されつつあるけど、NTTに求めるのは無茶だと思う。

とはいえ、大きく含み損を抱えて、買い下がることもできなくなってきたので、打開策を考えねば。

大きく下げている要因は、ファンダではなく受給だろう。

貸借倍率が高過ぎるので、売り圧力が高い。

NTT法の改正で国の保有分が市場に流出するのが既定路線になりつつある。

この2つに尽きると思う。NTT法の改正そのものはNTTにとってデメリットほとんどない。デメリットは世論くらい。

解説記事の大半は短期は損切、中長期はホールド。そりゃそうだ。

想定している配当利回り3%を大きく下回っているので損切せずにホールド。

かといって、このまま手をこまねいているのは性に合わないので、ポジションを維持しつつ、反転するまで現物損出し。難易度高いが、チャレンジ。