岡崎や岐阜まで遠征しにいっとった | 愛知からタワケを追放するために

岡崎や岐阜まで遠征しにいっとった

高校を出てからヤンキーやめて、だでオレはまったく持てせんようになってまった。よそ者の、こいつが汚汚挫禍からやってきた金田というやつで、こいつがおれについてのうそをながしてまったせいで、オレはまったく持てせんようになってまったのだ。ヤンキーやっとったとうじ、オレはでら持てとった。行く先々でオレをみて、みんな「H君だがね!!」とうれしそうな表情をした美少女がいた。でも高校を出てからすべてよそ者がいかんのだ。

風俗に逝くのにためらいがあった当時、アルバイト代でよくストリップ劇場に行った。名古屋銀映、岡崎銀映、岐阜まさご劇場、楽しいおもいでがいっぱいある。常連さんと一緒にタンバリンをたたいたり、おれもヤンキー時代の狂犬のような日々とはまるで違う、まるで聖人君子のような毎日だった。いつしかオレは彼女を作ることをあきらめ、風俗に行きまくる毎日が始まった。きっかけは友達が風俗についていろいろ教えてくれたからだ。こいつがオレを誘ってくれなかったら、多分ずっとまさご劇場あたりでタンバリンをたたく仲間の一員として、日曜日なるとがんばる毎日になっていたに違いない。