2ヶ月ぶりに母のこと/おやつ、おせち、真面目にいきましょ | プロレスバカなオレの母が認知症になったからってキミには知ったこっちゃないかな?

プロレスバカなオレの母が認知症になったからってキミには知ったこっちゃないかな?

リングパレス育ち、北海道に住む50歳、ファン歴35年のプロレスバカです。
プロレスについてのアレコレやテレビネタ、日常の想いを綴ってます。
そして2016年からは母の認知症についても書き残すことにしました。

気が付けば母のことを2ヶ月もブログに書いてなかった!

まあ、それだけ安定してるってことなんだけどね。



最近はだいたい週に2回、面会に行ってます。
オレの仕事ってシフト勤務なんだ。だから休日は固定されてないから平日の昼間に面会に行ったり、仕事帰りに病院に寄ったりしてる。

寒い冬でも病院内はあったかくていいよね。
もし母が入院せずにいたら、きっと雪道で転倒ってことになっていただろうなあ。
それか、雪道が怖くて外出が億劫になって引きこもってたかもしれない。

ときどき思うんだよ。一緒に暮らしていたいって。
でもね。オレが仕事行ってる時間は一人になっちゃう。
病院にいても(ゆっくりだけど)症状は進んでる。

入院前でも“前は出来てたことが急に出来なくなる”ってこともあったし。薬を飲み忘れたり、余計に飲んだりってこともあったし。
レビー小体型認知症の特徴でもあるパーキンソン症状も徐々に進んでるし。

一人にさせられないもんな。

それを考えたらやっぱり入院したのは良かったのかな。



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休みの日に面会に行くときは、おやつを持ってくんだ。プリンだとかまんじゅうだとか。
で、母とお茶しながら、よく昔話をしてます。



母が入院してから昔のこと、特にオレたち姉弟が幼かった頃のことをよく思い出すんだよね。

母はよくオレたちにおやつを作ってくれてた。
いももちやカボチャもち(餅ではなくて団子なんだけどね。でも道産子は「もち」と呼ぶ)、蒸しパン。ドーナツを揚げてくれることもあったしアイスクリームを作ってくれたこともあった。

料理が上手な人なんだよね。

おせちを全部手作りした年もあった。
うま煮や黒豆、なま酢はもちろん、きんとんは裏ごししたし伊達巻も焼いたし、錦玉子も作ってた!
当時はオレ、子供だから食べることばかりに気が行ってたけど全部一人でやってたんだから凄いよね!

暮れに面会に行ったときにおせちの話をしてて姉が「あれが好きなんだけど自分では作れない!」って言ってたのが「鯛のあんかけ」。中華料理にある“鯉のあんかけ”を鯛にアレンジしたんだろうな。

「おいしかったよね!」「いつもおいしいご飯作ってくれて偉いよね」
って言うと、母は
「なんも」「自分で食べさせたいって思ったからだよ」
って。半分は照れ隠しなのかもしれないけど、サラッと言うんだよなあ。



今年のテーマを「真面目に優しく生きる」にしてるんだけど、母と話していたり父のことを思い出すと本当に「真面目って大切」って思う。前から思ってたけれど、五十代を迎えて余計に強く思うようになった。

今年に入って職場で一人欠員が出て、オッチャンは結構疲れてます。肉体労働メインだけど気疲れすることも多い。
でもね、母に会ってると癒される。
「とりあえずは明日も真面目に働いてみっかぁー」って気持ちになるよ。

真面目にいきましょ♪





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