今週に入ってこのブログへも米山関連の検索ワードからのアクセス上位になっていることからも関心の高さがうかがえる。
オレは今回の件を、本当にとんでもないことをしてくれたと思っている。非難するつぶやきも数多く投稿した。今もまだその気持ちは消えていない。
ただ、今思うのは、もうこうなったら起きてしまった事実、不名誉極まりない出来事を、取り返しのつかないことと受け止めたうえで、挽回するために出来ることを探すしかない。
何をしたらいいのか、何が出来るのか、それを探すしかない。
時間とともにそういう考えになってきた。
それはもしかすると引退するよりも辛い選択かもしれない。
米山香織個人だけでなく、もともと小さくなってしまったJWPという団体の存亡さえ危うくするものかもしれない。
それでも米山が引退を撤回するほどにプロレスが大好きだと言ったのだから、その愛するプロレスを今以上に多くの人に愛されるものにする努力を、心血を注ぐ努力をするべきだ。
たとえば今回のことを快く思わず、「ふざけるな！」と米山に対戦要求をしてくる選手がいたら（要はケンカを売られたら）断ることなく対戦するべきだ。
あるいは今回のことで迷惑をかけた選手がいたと思うなら、その選手のところに出向いて米山から対戦要求をするのもいいかもしれない。
米山だけでなく彼女の引退撤回を許したＪＷＰと彼女を擁護しようという選手たちも同等の心構えで今後のプロレス生活に臨むべきだ。
プロレスファンだってそうだ。この問題に対してどんな姿勢で臨むのかでプロレスファンとしての根性が問われている気がする。
本気でプロレスを愛しているのか、そこまでは言い切れないけれどもプロレスが好きなのか、ただ面白がって見ているだけなのか、数あるイベントのひとつなのか、客観的に興行として楽しむものなのか、難クセを付けようと斜めに見ているのか…。
各々のスタンスをハッキリさせろ！と、のど元に切っ先を突き付けられた出来事のように思う。
したり顔で「どうせそういう演出だろ」とか、「これもアングルなんだよ」とか斜めに構えて言ってるんじゃなくてさ。
見返りを求めないのが愛だっていうから、お前らの好きなプロレスを本気で愛してみろよ！
何かのためでなくって、ただひたすらプロレスが素晴らしいと叫び続けろ！
責めるようなツイートでひとしきりつらく当たってきたオレ自身、彼女らを好意的に見ることは出来ないかもしれないけれど、それでも今は米山香織とＪＷＰには「お前ら、頑張れよ！」と言うよ。
だって、頑張って誠意を見せてゆくしかないだろう？
オレも今まで通りに「プロレスってのは素晴らしくて面白い！」って言い続けるよ。
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