休憩明け。
第8試合【IWGPジュニアヘビー級戦】
【王者】プリンス・デヴィットvs【挑戦者】TAKAみちのく
みちプロ時代の活躍からか青いガウンで入場のTAKAには声援も。
一方のデヴィットはノーガウンで入場。こちらは後楽園など首都圏での大会に比べると声援は控えめだった。
NOSAWA論外欠場がTAKAの心理面に嫌な影を落とさなければいいが…。
TAKAみちのくの戦前の予告通り、序盤からじっくりとした攻防。
TAKAは最近ではめずらしくケブラーダを出すが大技は極力控えた試合展開。
最後はブラディ・サンデーで王者防衛。
TAKAみちのくが去ったリング上に現れたのはKUSHIDA。次期挑戦者に名乗りを挙げ、デヴィットもこれに応じたようす。
つくづく感じるが最近の新日本ジュニアってデヴィットに頼りすぎ。
ちょっと見ていて可哀そうに感じる。団体サイドも選手も危機感を持つべき。
第7試合
真壁、本間vsMVP、タイチ
初来日のMVPが新日本でどんな闘いぶりを見せるのか? 真壁とはどう絡むかに興味が集まる。
真壁への大歓声が凄い!
MVPは少し腹が出たように見えるがミリタリープレスを見せたかと思えばプランチャ。
オールラウンドプレイヤーとしての片鱗がうかがえる。タイチとのタッグワークも上々。
二人にプレイメイカーを放って終わりかと思ったが意外にも変形のグランドコブラのようなサブミッションで本間からギブアップを奪った。かなり日本マットを意識しているようでした。
第8試合/セミファイナル
後藤vs内藤
内藤が後藤を倒して真の意味でのトップグループ入りとなるか? 挑発を繰り返された後藤が本来の荒武者ぶりを発揮出来るか? 後輩の突き上げを食らう先輩の構図。初の一騎打ちは後藤の奇襲で幕を開けた。
最近ではめずらしく開始早々にTシャツを脱ぎ捨てた内藤。場外で机を持ち出し、その上にネックブリーカーで後藤を叩きつける。これで後藤が首に大ダメージ。
内藤はいつもより真剣に見える。てか、普段から真剣にやれよって感じがする。
そんな個人的な好き嫌いは別として、内容的には素晴らしい試合だった。この後のメインを務める二人には、いいプレッシャーになったか。
内藤の才能は素晴らしい。心配なのは器用過ぎて頭打ちになってほしくないという点か。
昇天・改で激闘を制した後藤から右手を差し出し、内藤もこれに応える。ここから何かが始まる展開? それとも単なる気まぐれ?
④に続く