ニーチェ『ツァラトゥストラ』:100分 de 名著 2年ぶりに開封 | 負けても勝ちたい K のブログ

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約2年前に録画した100分 de 名著
哲学者ニーチェの『ツァラトゥストラ』
ですが、今までに見ずに
ほったらかし にしておりました。
 
 
放送時期は
東日本大震災直後に放送されたものです。
あの頃は、深い内容の番組を
見る気になれなかったのかもしれません・・・
 
 
ビデオで見ていない番組を確認していたら
見ずに残っていました。
とりあえず、見てみようと全4回全て見てみました。
 
難解ですが、解説があると
それなりに理解できます。
 
ニーチェの哲学の
重要なキーワードに
『永遠回帰』があります。
 
嫌なことも含めて
人生全てを肯定的に考える
ということと捉えました。
 
人生には良いこともあり、
悪いこともあります。
人は良いことばかりが続くことを
望むと思いますが
自分に都合の良いことばかりが
続く訳はありません。
 
悪い出来事も含め
全てを受け入れて
前向きに考えることで
自分の人生を肯定的に考えることができる
考え方と受け取りました。
 
否定からは何も生まれないというこも
言っているのだとも捉えることができます。
 
ニーチェ自身、人生の後半は
あまり幸福な人生を送ったとは
言い難いように見えました。
→そのような経験があったからこそ
→このような考え方に
→辿りついたのかもしれませんね。
 
自分の辿ってきた道を
否定するということは
自分自身を否定することになります。
 
それでは、
自分の人生とは
何だったのかが分からなくなる。
 
悪いことも自分自身にとっての
人生の肥やしだったと考えれば
自分の成長には
必要だったことだったのだろうと
思えるのではないかと・・・
 
深いですね!