以前からしよう、しようと思っていてやって来なかった断捨離。先日ついにやった。
押し入れだけだけど……でも、自分からしたらなかなかの変化があった。
インプットするにはアウトプットが大切、という話から、まず自分の中に溜め込まれた色んな感情を吐き出そうと、紙とペンを用意した。
日頃、ふとした瞬間に思い出す嫌なこと、記憶、沢山あるから、一体どれだけの紙を消費するだろう。
そう思っていた。
しかし不思議なことに、書けない。書くことが思いつかない。
思い出しただけで胸が痛くなるようなこと、もやもやすること、些細なものから大きなものまで山程あったはずなのに、吐き出そうと意識的に思い出しても、その物事に対してなんの感情も浮かばない。
ポジティブな感情もネガティブな感情も、だ。
ただそこにある。ありますね。
たったそれだけしか感じなくなっていた。
自分は引き摺る方だったから、何も感じなくなったのが不思議でたまらなかった。
けど、思い当たる節はある。断捨離だ。
部屋は心の現れだという。
部屋は、ちょっと汚いけど、隣の弟の部屋よりはものが少なくて綺麗な方、一応。ただ、押し入れは雑然としていて、物で溢れていた。
ということは、だ。
パッと見の部屋=認識出来る意識(顕在意識)
押し入れ=認識出来ない意識(潜在意識)
だと仮定すると、潜在意識である押し入れを断捨離したことで、今まで抱えていた色んな物事に対する感情を整理、あるいは断ち切ることが出来たのではないか?
専門家ではないから良く分からないけど、情報として聞いていた断捨離の効果を実感出来た。
おかげで自分を苛んでいた感情から解放されたような心地だ。
そうでなくとも、整然としている押し入れというのは見るだけで気分が良い。
あと、断捨離をして気が付いたのは、自分は思ったより(必要な)物を持っていなかったこと。ごちゃごちゃしていた割には、物がなかったんだ。
貰い物やお下がりばかりで、自分で選んだ物が少ない。
人生もそんなものじゃなかったんだろうか。
与えられるもので満足、あるいは妥協して、自ら選択することをしてこなかったのではないか。
断捨離ひとつで考えが広がる。気付きが見つかる。
面白い。