久し振りの加茂川河川敷 | アジアの季節風

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アジアの片隅から垣間見える日本や中国、あるいはタイを気負うことなく淡々と語る

 昨日は薄曇りだったが暖かかったので、久しぶりに加茂川河川敷に散歩に行ってみた。勿論桜の様子がどうなっているかが知りたかったからだ。

 

 リクやパセがいた時は殆ど毎日のように散歩に行っていた加茂川河川敷だが、彼らがいなくなってすっかり足も遠のいてしまい、もう半年ぶり位かもしれない。

 

 歩いても数分しかかからないのだが、普段行く地下鉄とか食品スーパーとは逆方向なので、余程行こうと言う意志でも働かない限り行くことがないからだ。

 

 しかし昨日はそろそろ満開になっているのではないか、今行かないと見過ごすことになってしまうと思い、さすがの私も重い腰を上げた訳である。

 

 行ってみるとやはり桜はまさに満開だった。

 

 

 丁度土曜日だったという事もあり、普段は殆ど見られない人影もあちらこちらで結構沢山見られた。

 

 草の上に寝そべっている人、昼飯時だったのでブルーシートを敷いて弁当を食べている人、キャンプのように簡易テントを張っている人もいた。

 

 中には外国人観光客の姿もチラホラと見られた。みんながそれぞれ日本の穏やかな春の陽気を楽しんでいるようである。

 

 またこの季節には桜だけではなくユキヤナギや菜の花等も、この季節を待ちかねていたかのように、また桜と美を競うかのように咲き誇っていた。

 

 

 それらを横目で観ながら、またここにリクやパセがいないのをちょっと寂しく思いながら、私も後何回この風景を楽しめるのだろうという思いが頭をかすめた。