立ち話 | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

午前中、安否確認に歩いていると、お隣の班の班長さんに出くわしました。

その方も、同じように安否確認して終わったところでした。

元気であれば、とても明るい人で如才ない人です。

 

「お体、もう大丈夫ですか?」

「あゝご心配かけてスミマセンでしたね。もう大丈夫です」

と笑って答えられたのでホッとしました。

聞けば、彼女、メニエール病なんですって。

 

メニエール病とは、体の平衡感覚をつかさどる耳の奥の“内耳”にリンパ液がたまることによって生じる病気のことです。30~50歳代で発症することが多く、発症すると耳が詰まったような違和感や軽度の聴力低下が引き起こされます。そして、体の平衡感覚に異常が起きて回るようなめまいが生じ、耳鳴りやさらなる聴力の低下が起こるようになるとされています。このような症状は通常片方の耳にのみ生じますが、もう片方の耳に発症することも多く、一度症状が治まっても再発を繰り返していく過程で聴力が徐々に低下することが特徴です。

 

特に4月から6月にかけて発症するんだと言っておりました。

それを過ぎると、大丈夫だって。

そんな病気を持っていたら、ストレスかけちゃダメですよね。

遠慮しないで、病気があるからと辞退されたら良かったのにって思いました。

「息子さんからお年を聞いてビックリしました」

「あら、聞いた?私、もう80過ぎているのよ」

「お元気なんでゼンゼンそう思いませんでしたよ」

「あら~、そぉ~?(笑)」

「でも、これは来年の申し送りとして、病気があったり、80を越した高齢者は、役員に選ばないようにすべきだと言っておきたいですね。まだ町内には若い人がおられるんだから」

「そうね、そうしてもらえるとありがたいわね」

それでも、みんなに迷惑かけたことを気にかけている優しいオバサマでした。

 

来年は、我が班もお隣りは90歳の独居老人です。

班長だって大変だと思います。

ただお口は超達者ですけどね。(苦笑)