あれから3年か~”介護は介護、決して生易しいものではありません。” | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

芸能界は、いろいろな人が現われては消えていく、そんな浮き沈みの激しい世界です。

時々、(そう言えば、あの俳優さん、最近見ないな~)とか、思ったりします。

 

昨日、お昼からのんびりと『相棒』の再放送版を見ていたんです。

その時、見覚えのあるイケメンの俳優さんが出てきたんですが、名前が出てこないんです。

それこそそう言えば、最近あまり見かけなくなったなあ~って。

加藤晴彦さんでした。

 

そして、この記事を見つけ、そう言えばってなったんです。

TOKIOの長瀬智也くん。

彼は、芸能界を引退したんでしたかね。

これは3年前の長瀬くんが主演していたテレビ番組絡みの介護ブログです。

あれから3年ってことですね。

人がいなくなると、月日の経つのは本当に早い。

ナニサマだって、今年3回忌です。

この番組を見て、介護する側の目線で脚本が書かれていたことに

なぜかとても嬉しかったのを覚えています。

介護しない兄弟親戚の無責任な心の有り様もうまく描かれていたと思います。

介護するということはどういうことなのかを、本当はだれもきちんと理解していないということがわかります。

誰よりも一番感謝しないといけないはずの介護される本人が、依存ばかりして感謝しているのかどうかもわからない。

あの最後の長瀬くんの一言は介護している人たちの心の叫びだと思いました。

 

先日の女子会で、義父を亡くした友だちが、ふと言ったのです。

「今度は、自分の親が気になりだしたわ」

彼女は、週末には自分の実家に行って、母親を買い物に連れ出しています。

「母がね、変なこと言うんです。茄子を見て『これって何だっけ?』って。他の野菜はちゃんとわかったんですよ。なのに、茄子だけ最後まで名前が出てこなかったんです」と。

 

まだまだ介護の話は、終わりそうにないです。