瑞浪の居酒屋で出会った女将さん | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

今日は、朝から大忙し。

歯の定期検診。

昼からは、今年最後のボランティア。

 

4時に帰ると、夫が、瑞浪の接骨院に行くと言う。

1週間以上日が空いたので、二人共少々痛むのです。

今日は院長先生が不在の日。

私は副院長先生に診てもらいました。

今日は筋膜リリースもやってもらい、何よりストレッチをやってもらえるのがありがたい。

随分楽になりました。

 

終わって接骨院を出たのが6時15分。

帰り道に前から目に留まっていた居酒屋さんがあるのです。

きっとじもぴーの溜まり場所かもしれないからと、なかなか入れないでいました。

それにいつも駐車場が車でいっぱいだったのです。

今日は空いていました。

でも、看板が「準備中」になっているのです。

店の暖簾は出ているのにです。

で、私が覗きに行きました。

「今日、やってます?」

女将さんらしき人が出てきて、にこやかに、

「やってますよ。どうぞ」

って言ったのです。

「看板に準備中ってあったから心配になって」

「あら~、準備中になってた?忘れてたわ」

ですって。

なんか人当たりのいい女将さんです。

 

 

 

 

 

お寿司が専門みたいで、私はお寿司を頼みました。

夫は居酒屋メニューをいくつか頼み、当然お酒を飲みました。

 

今日は月曜日と言うこともあって、お客さんは少なかったです。

女将さんとすっかり意気投合して、いろいろおしゃべりすることになったのです。

なんと初めて入った店だと言うのに、1月からリニューアルするので、12月いっぱいでお店閉めるんですって。

しかも2階建ての店で、2階が私たちが入った店で、階下は息子さんが営業しているお店なんですって。

リニューアルしたら、息子さんが全部取り仕切ることになるんだそうです。

女将さん、若々しい人で、歳は私と同じくらい。

なのに、もう曽孫がいるそうです。びっくり

 

そのお店の障子に、絵が施され、味のある筆字で文字が書いてあるのです。

どこか相田みつを的な雰囲気があります。

夫が訊いたのです。

「この絵は、誰が描いたのですか?」と。

女将さん、待ってましたと言わんばかりに説明が始まったのです。

「これね、私と私の友だちとで描いたの」

「お上手ねえ。この筆字も?」

「そうそう」

すると、

「これ習ってるの。習えば誰でも描けるようになるわよ」

なんて言い出すのです。

 

その彼女の先生は、岩村にアトリエを持っているそうです。

今では、この絵で成功して、メジャーになってしまったとのこと。

その先生は、春日井市の出身で、今では東京にも進出しているそうです。

伊藤一樹さんとおっしゃるそうです。

イケメンで若く、優しくて、最高の先生だと言っております。(笑)

 

書画家 伊藤一樹 Kazuki Ito

(画像はお借りしました)

 

書画家です。

彼は、数年前に、重度のパニック障害を発症し、日常生活に支障をきたす状態が長きにわたって続き、苦労されたようです。

「心が軽く、元気になる」

というのが彼の書のあり方のようで、それは闘病生活の経験から出来上がったようです。

独学だそうです。

今は恵那市の観光大使をも務めているとのこと。

東京銀座でも個展を出し、今度は渡米するんだそうです。

 

そんな素晴らしい先生に習った女将さんの作品をご覧あれ。

 

 
 
いいお話をいっぱい聞かせて頂きました。
何事も縁ですね。