教員不足が深刻化 | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

今朝、娘から「教員不足」に関するニュースがラインで送られてきた。

現場はかなり深刻な状況のようである。

 

 

私が復職したころは、教員が余っているくらいで、なかなか教採試験も難しく合格者の数も極めて少なかったように思う。

 

私が復職したときは、当然一度辞めているので常勤講師という形での復帰でした。

そのころ学校には、私のような講師が何人かいて、若い人は教採試験に落ちて講師として仕事しながら次の試験を狙っている若者ばかりでした。

私のジンクスは、私の隣に座った若者は次の試験に必ず受かるというものでした。(笑)

3人の数学講師が座り、見事に3人とも合格して今でも教師として活躍しています。

一人は神戸が受かったので、仲間と彼の職場まで研修を兼ねて会いに行ったりしました。

後の二人は、今では校長です。

その時、その校長になった一人の彼が、私に

「先生こそもう一度試験を受け直して、最後まで全うしてください」

と言って、自分が勉強したノートを3冊、私に託したのでした。

私は、子育ての真っ只中だったし、いつでも辞める気満々でしたが、彼の言葉に背中を押され、それからちょっと時間が経ちましたが、試験を受け直して合格し、63歳まで働いたと言うわけです。

そんな苦労話があると言うのに、今は、教員不足だと言うから驚きます。

もっともそうなっていった経緯もわからないわけではありません。

教員不足と言われながらも、大学側では今年も教採に落ちた学生はたくさんいると言うから、矛盾を感じます。

確かに子どもを育てる仕事ですから、そんないい加減な採点で簡単に採用するわけにはいかないのもわかります。

 

やっぱり報酬が見合っていないのだと思います。

給料が少なければ、いい人材は民間に流れていきます。

日本は教育国と言われながら、教育にお金をかけていません。

もっと、給料を上げて、人材確保をしっかりやって、一人一人の教員の負担を軽減してやらないと、日本の教育はどんどんダメになって行くような気がします。

先生がマシン化したらダメなんです。

イジメだってなくなりません。

私ですか?

もうやるべきことは全てやったように思っているんですが、もう一度頑張れと。ふ~。笑い泣き