そう言えば…… | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

このブログを書く時も、横書きである。

最近、手紙を書く人でも、横書きが増えているようです。

私は、未だに縦書きですけどね。

 

作家井上荒野の父親でもある井上光晴の原稿は、横書きだったそうです。

当時パソコンなどは普及してなかった。

なので、珍しいタイプの作家だったのではないか。

 

それを娘の荒野は、清書の手伝いをしていたそうです。

 

その彼女が、若いころに言った言葉が、

「縦書きだと、書こうと思ったことしか書けない気がする。

横書きだともっと自由になれるっていうか、自分でも思いがけないことが書けたりする」

だったと回顧しています。

そしてその時の自分を随分穿った見方をする生意気な若僧だったとも。

 

でも、なるほど作家になる人はうまいことをおっしゃる。

 

パソコンの横書きに抵抗がなくなった自分がいる。

自由になって来たってことだろうか。

 

朝一番になぜか、井上荒野のコラムがざわついた。