どこも深刻な少子化 | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

高齢者の介護を一生懸命していても、寿命を延ばすお手伝いをするだけ。長生きはしてほしいとは思うけど、社会全体のことを考えた時、やはり一番深刻なことは「少子化」の方でしょうね。

 

巷では

「今の社会は未だ女性蔑視」

「もっと女性を社会へ」

「本当の意味での男女平等」

と、森問題から降って湧いたように、男性中心社会への批判が起き始めましたが、男性と女性の体や性には当然区別があるわけで、なんだかこのことで女性自身が自分の首を絞めるようなことにならないといいなと危惧してしまいます。

 

女性が男性と同じように仕事に邁進すると言うことは、少子化に拍車をかけないかと心配になってしまいます。

どんなに男性が手伝ってくれても、子どもを産むのは女性です。

重要なポストに就いている女性であればあるほど、妊娠で一線を退くことに抵抗はないだろうか、と。

 

あの中国でさえ、深刻な少子化に対応するために、「産児制限」の撤廃を検討しているという話です。

 

今から40年ぐらい前から中国は「ひとりっ子政策」を実施していたが、

2016年に全ての夫婦に2人目の子の出産を認めました。

翌年こそ出生数は増えたものの、その後は減少の一途をたどっているとのこと。

やはり理由は経済的負担、女性の職業安定が大きな問題となっているようです。

 

年寄りを大事にすることはいいことですが、介護を必要とする高齢者が増えるということは、ますます若い人の手を借りなければならないということです。

 

高齢者や障碍者、女性やマイノリティの人たちを大事にする社会、すなわち多様性を重んじる国は素晴らしい国だと思いますが、将来的に見て、もっと対策を講じて行かないと、国自体が滅びてしまうのではないかと、危惧します。

 

このコロナ禍で、私たちは生活スタイルや社会のスタイルなどの変革を否が応でも余儀なくされています。

性の差別は、何も日本だけでなく、世界各国の深刻な問題だと思います。