「介護」の未来 | 鬼妻ファイト日記

鬼妻ファイト日記

毎日の姑とのバトル日記を、完全卒業しました。
10年の在宅介護を終えてからの姑は、施設に2年、療養型病院に
2年入院しましたが、令和4年11月3日(文化の日)に、97歳にて他界しました。
これからは、自分の老後の日記を書いていこうと思っています。

昨日のNHKニュースで何気に流れた「介護保険」の危機。

今や、それを感じていない人はいないだろう。

若者に至っては、正規労働もままならぬ、社会保障もどうなることやら、働いても働いても、給料は上がらず・・・となると暗澹とした先行きを感じずにはいられないだろう。

 

これから先のことを考えると、まさに、

 

「金持ち以外、もう介護は受けられない」

 

の状況に陥っていくことが、考えられる。

「施設」「施設」と簡単に言葉にするが、その施設にも簡単に入ることが出来なくなるってことです。

 

「特養」だって、前は要介護1の人から入れたのに、2015年からは基準が改定されて要介護3以上でないと入れなくなったのですから。

 

それこそ前は認知症になったら優先されるとまで言われていたのに、要介護2程度の歩ける認知症では入れなくなったというわけです。

歩ける認知症の方の方が、危険だと思うのですがね。

 

そのうち、寝たきりの高齢者しか引き受けてくれなくなる時代が来ると予想されます。

となると、在宅介護?

もうお金を持っていないと介護もしてもらえない時代になるのです。

 

そう思うと、ナニサマ達の年代の人は、ある意味幸せな老後だと言えるかもしれません。

至れり尽くせりのサービスも、そのうち受けられなくなるかもしれませんから。

人材不足、質の劣化は、加速するでしょう。

 

やっぱり健康しかないのです、ハア~。( 一一)