毎年、市民会館で催される「松竹大歌舞伎」に今年も姉と
行って来ました。
今回は、中村歌昇改め3代目中村又五郎と中村種太郎改め
4代目中村歌昇の襲名披露でもあります。
でも、なんていったって、スターは中村吉右衛門です。
演目は、双蝶々曲輪日記「角力場(すもうば)」
大阪堀江の角力小屋では、人気力士の濡髪長五郎と素人力士
出身の放駒長吉との取組が行われ賑やかな様子。
濡髪贔屓の山崎屋与五郎は、恋仲の藤屋の遊女吾妻を茶屋に
向かわせ、角力見物。
しかし、予想に反して、勝利を収めたのは放駒。
与五郎に負けを詫びる濡髪は、吾妻の身請けを自分に任せて
ほしいと伝える。
そして、放駒を呼び出すと、勝ちを譲ったことを明かし始める・・・
と、チラシには書いてある。
素人っぽい元気いっぱいの若者放駒長吉が、中村歌昇。
そして、貫録のあるかっこいいオトナの関取が、中村吉右衛門って
いうわけ。
要はこういうこと。
濡髪は大関。(当時は横綱はなし)
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放駒は、素人相撲では強く、京の町では有名人。
本業は小さい米屋の息子。
その放駒は、濡髪のご贔屓の山崎屋与五郎の恋敵の平岡郷左衛門
に贔屓されている。
つまりは、二人の相撲取の対決と遊女をめぐる二人の男の対立とが
シンクロしている部分が、ストーリーの中心というわけ。
平岡が吾妻を身請けしないようはからってもらうために、長吉と
つながりをつくりたくて、わざと負けたのだった。
長吉贔屓の平岡がムリ言って、素人である長吉を関取と対戦させた
のだ。負ければ、長吉も平岡も大恥をかくと思って、濡髪は顔を立てて
やったというわけだ。
しかし、若い長吉はそれが許せない。
八百長が許せないということより、自分が必死にかかっていったのに
相手が本気じゃなかったということが悔しかったのである。
実際には、濡髪の方が圧倒的に強いことが、二人のやりとりでよく
わかる。
吉右衛門が、迫力あるし、かっこいい。![]()
それにしても、歌舞伎言葉はなかなかわからない。
大体理解・・・・ですぎてゆく。(笑)
演目はこのほかに、襲名披露口上と、又五郎の「傾城反魂香」。
驚いたことは、私たちの席の前に、お稽古でご一緒の知り合いの方が
おられたこと。
こんなところでお会いするとはと、世間ってやっぱり狭い。(苦笑)
姉と久しぶりのデートでした。(*^▽^*)
