今回は私の同級生について書こうと思う。

 

私の貧相な学生時代の中で不動のクリーンナップといっても良い高校2年生のときのクラスメイトのO君のことだ。

 

O君の特徴はとにかく話のタネが尽きないこと、それに尽きる、尽きてしまった(笑)

毎日毎日学校に来るや新鮮でタイムリーなネタを提供してくれる、高校生の当時の自分にとっては「とくダネ!」を見るよりよっぽど面白いし、ある意味ためになった。

 

※一応断っておくが、O君の苗字は残念ながらオグラではない。そんな奇遇があったらきっと今頃私はフジテレビにとりつかれているだろうし、きっとヤクルトスワローズのファンになっていただろう。

 

私の青春の1ページに強烈な、いや超弩級(どっちでもいい)の爪痕を残してくれたO君は、高校を卒業後あの大学野球の伝統の一戦で何かと話題が多く、系列校には一塁専のあの子がいる学校、じゃないほうに進学し、卒業後に聞いたら落研に入ったと聞き、あの時ほど風聞だけですごく納得したことは無いと思う。

 

高校卒業後2年くらい経ってSNSNSNかなんかで久しぶりに連絡を取り合って、今度学園祭やるから是非!とお誘いを受けて田町のキャンパスに遊びに行った。系列の大学に進学した私にとって初めての他大キャンパスだ。うん、やっぱり母校のキャンパスは超有名大学なんかには絶対負けない狭さを誇っているな!…と、心の中で白目でガッツポーズしていたのを覚えている。

 

閑話休題

 

噺家になったO君。もちろん大学の落研にも「○○亭○○」ってのがあるわけで、聞くに部内で「○○亭」は世襲されているらしい。O君はたしか「なんっつ亭おさん」だったと思う。

ん?たしか「なんつッ亭」っていうラーメン屋が神奈川のほうにあった気がするし、こうなると「おさん」もなんだかうさん臭くなってくるが、考えていくうちに、「彼らしいな」の一言で収まった。とにかく彼は非日常的なこと普通の人が「え?!」ってなる事が好きなのだと思う。でも彼は普通のホモサピエンスであることは確認されている。

「彼と戦は常識に囚われてはいけない」って沖田艦長も言ってたし。

 

注)彼…O君のことです。いちいちシフトキー押すのめんどくさくなってきた。

 

落語家の彼は20年後には絶対笑点に出ている!と素人が思ったくらい上手かったことを覚えている。

 

その後はSNSNで何度か飲みに行こう、飲みに行こうとエア飲み会エア開催をするくらいだったが、それが突然実現した、去年の10月に。

詳細は省くが高校卒業して以来ぶりに彼と会って話した。彼は今ホッピーとまぶ達らしい。

 

で、その時に聞いた彼が出演・脚本をする舞台が先月末澁谷であって、見に行ってきた。内容はエア古典的で落研だった彼、普通の人が「え?!」ってなることが好きな彼が脚本したと言えば納得がいくとても面白い内容だった。趣味の一環でやっているとは言っているがとても趣味のレベルの出来ではない。「俺も混ぜてくれ」と言いたくなるような素晴らしさだ。

 

ちょっといい意味で別次元の人になってしまったなと差を感じてしまうところはあるけれど、彼の今後の活躍に大いに期待したい真夜中。

 

書き疲れた…