【総合評価:5】
(物語:5 作画:5 声優:5 音楽:5 キャラ:5)
多々ある名作の中で、私個人としては最も好きであり、最も
人生観に影響を受けた作品でした。
人としてあるべき姿の模範を描き、人間として永遠の課題と
言えるような哲学的な思想を描き、誰もが葛藤するであろう
自分との戦いを描いた作品ではないかと今でも思います。
ただの難しい話ではなく、ファンタジックに仕立てあげられて
いる他、原作にも忠実でありながらアニメのみに描いた
キャラとストーリーも織り交ぜられ、それがうまく作用してより
良い形にまとまっています。
さて、物語は異世界となっていますが、かけ離れたほどの
違いを生み出したような世界ではありません。現実的には
「天の理(ことわり)」を「妖魔」等を抜けば、殆どが現実世界
の中世中華といった感じでしょうか。
ストーリーとしては終わりのない物語になります。しかし
一つの区切りを付けるべく落としどころと、新たな展開には
必ず終章転章が存在します。
それらによって、新しい流れと進展を迎えていくわかりやすい
流れにも好感がもてる仕様になっています。
キャラは全ての存在に意味を持っていて、誰が好きとか、
誰が正解、不正解など様々あるでしょうが、主人公側にも
それに立ちはだかるものにも、意味があり面白みがあると
いうように、観る方それぞれによって感じ方も違ってくる
そういう名作「ガンダム「銀英伝」のような観方も出来るの
ではないでしょうか。
作画はシックで見やすく美観も伴っていて、音楽もまた
それらに合った心地よいつくりではないでしょうか。全体を
通して大きなブレもなく、淡々と描かれる世界図は一つの
完成形に至っていると思われます。
とりあえずは、1度観てみる事をとてもオススメします。
最終的な合う合わないは当然ですが、何かしら感じ得るも
のがあるはずだと、私は切に思う名作です。
