映画「バイオハザードシリーズ」🦠

 

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〜公開日〜

・一作目「サブタイトルなし」 2002年8月31日

・二作目「アポカリプス」 2004年9月11日

・三作目「サブタイトルなし」 2007年11月3日

・四作目「アフターライフ」 2010年8月16日

・五作目「リトルビューション」 2012年9月14日

・六作目「ザ・ファイナル」 2016年12月23日

 

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約14年に渡ってシリーズ化されてきたこの映画は、

第一作目が公開後かテレビで放送された辺りか、

二作目が公開される頃に知ったのか忘れたけど、

二作目からラストまでずっと映画館で観てきた映画ニコニコ

 

日本のカプコンゲーム、

「バイオハザード」の実写版🎥

 

 

主演のミラ・ジョヴォヴィッチさん演じるアリスは、

映画制作時に作られたオリジナルのキャラクター。

 

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他ゲームに登場する人物達も忠実に再現された。

 

元々ゲームのタイトルは知ってたけど、

展示されてる店で少しやった事があるぐらいで、

買った事ないし本格的にやった事もないから、

映画で初めてストーリーを知ったって感じ冷や汗

 

 

「アリス・アバーナシー」

 

今作の主人公。

 

アリスはラクーンシティの地下にある製薬会社アンブレラ社の巨大秘密研究所の中心部ハイブの特殊工作員として働いていた。

 

記念すべき第一作目は、ある日ハイブで研究中のT-ウイルスが漏出する事故が起き、コンピューター制御の防御システムによって大量に散布されたスプリンクラーやハロンガスを浴びて、所員達は全員死亡する。

 

アリスは謎めいた洋館のシャワー室で気絶していて、意識を取り戻した時には記憶が曖昧な状態で目覚めた場面から始まる。

 

そこへ事故の捜査にやってきたアンブレラ社のワン隊長率いる特殊部隊と共に、洋館から繋がっているハイブに貨車に乗って潜入する。

 

洋館はハイブへの緊急入口として建てられた表向きは屋敷だった。

 

特殊部隊の目的は、アンブレラ社が開発した最先端かつ高性能の超人工知能で、ハイブを統御するメインコンピューター、レッド・クイーンをシャットダウンさせる事。

 

アリスがシャワー中に意識を失った原因となった神経ガスは、そんなレッド・クイーンによって流されたもので、その副作用で急性の記憶喪失に陥っていたのだ。

 

アリス達がクイーン室に到着すると、突如として防御システムが作動し、ワン隊長を含めた数名の部隊が網状のレーザートラップによって焼き殺されてしまう。

 

生き残ったカプラン隊員は任務を遂行する為に、アリスと共にレッド・クイーンに立ち向かい、強制的にシャットダウンさせる事に成功したが、電源が落ちた事で全ての扉が開き、すでに所内で死亡していた所員達が突如として目覚め、動き始める。

 

どこからともなく現れるゾンビと化した所員達を目の前にしたアリス達は、動揺しながらも撃ち殺していく。

 

同じく生き残った女性隊員レインからハイブの入口があと1時間で自動的に閉じ、永久的に閉じ込められてしまう事を聞かされたアリス達は、脱出方法を聞こうとレッド・クイーンを再起動させると、ハイブについて詳しい話を聞き驚愕する。

 

ハイブでは「T-ウイルス」というウイルス兵器の研究開発が行われていて、驚くべき医学的成功を収め、軍事利用に用いれば莫大な利益を生み出すと言う。

 

そんなT-ウイルスは細胞を急激に活性化させる為、死亡した後も肉体は活動を再開し、人間の最も本能的な欲求の一つ「食欲」だけで動くアンデッドと化す恐ろしいバイオ兵器だったのだ。

 

空調システムから漏れ出たT-ウイルスは環境に合わせて形を変え、液体から空気感染もするという最悪な汚染パターンが始まってしまった事から、地上への感染を防ぐ為に、止むなく500人以上いた所員全員を殺害し、感染を所内に封じ込めた事。

 

生命活動を停止させる為には銃で脳を撃ち抜くか、頸椎を切断すると生命活動が停止するが、自然に消滅するまでには数ヶ月かかる事、ウイルスを完全に死滅させる事は不可能である事を知る。

 

そしてアンデッド化した感染者に咬まれたり、引っかかれたりするだけで、たちまち感染してしまうと言うのだ。

 

それを聞いたレインはすでに感染者に咬まれていた為、戦慄の表情を浮かべる。

 

脱出方法と引き換えに、シャットダウンしない事を約束に脱出ルートを聞き出し、レッド・クイーンの案内で出口へ向かう一行…

 

そんな中警官と偽ってやってきた環境保護活動家のマット・マディソンは、妹リサをアンブレラ社に潜入させ、ウイルス兵器開発の事実をマスコミに流し、アンブレラ社を告発しようと目論んでいたが、後にアンデッド化したリサに襲われ、間一髪の所でアリスが撲殺する。

 

そんなリサにT-ウイルスを渡そうとしていたと言う記憶が戻ったアリス…

 

それは作られた記憶かはてなマーク

 

 

そしてハイブに向かう貨車の中で気絶していた同じくアンブレラ社の特殊工作員で、アリスと偽装結婚して屋敷を警護していたスペンスもまた、裏でT-ウイルスを持ち出して金儲けを企んでいたが、途中で記憶が戻り、アリス達を裏切って一人逃走しようとするが、アンブレラ社が作り出した生物兵器リッカーに襲われ、その後アリスに斬り殺される。

 

アリスはスペンスが貨車に隠していたT-ウイルスと抗ウイルス剤が入ったカバンを持って、マットらと共に貨車に飛び乗って脱出しようと走り出したその時、追ってきたリッカーに襲われ、カプラン隊員は貨車の外に放り出され、意識を失っていたレインはアンデッドとして目覚めマットに襲い掛かったが、マットは持っていた銃で撃ち殺す。

 

その後リッカーを撃退し、ハイブからのT-ウイルス流出を防いだアリスとマットは脱出に成功するが、屋敷に到着した直後にアンブレラ社の研究員達に拘束され、マットはリッカーに腕を引っかかれて変異が始まっており、ネメシス計画に利用される。

 

アリスもまたT-ウイルスを投与される実験体に利用されたが、逆にT-ウイルスを細胞レベルで取り込んだ事で完全適合者となり、肉体の変異は伴わずに超人的な身体能力を得る事に…

 

 

続く二作目は事故から数日後、ハイブに調査にやってきたアンブレラ社の調査隊がクリーチャーに襲われ、感染は瞬く間にラクーンシティ全体へと広がっていく場面から始まる。

 

その後ラクーンシティ内の病院で目覚めたアリスだったが、すでに病院には誰もおらず、汚染された街はアンデッドで溢れ返っていた。

 

最後の砦となったゲートにも感染が及び、即座に街は封鎖された。

 

街に取り残された特殊部隊S.T.A.R.Sの隊員で、不祥事を起こして停職処分中だったジル・バレンタインと同僚は教会へ逃げ込むも、潜んでいた3匹のリッカーに襲われる。

 

寸前の所でアリスがバイクに乗って現れ、リッカーを撃退し、共に街から脱出を図ろうとする。

 

途中墓地を歩いていると地中から突如としてアンデッド化した死者達が一斉に蘇り、アリス達に襲い掛かる。

 

数が多すぎると撤退したアリス達だが、再び街を彷徨っていると、今度は近くの公衆電話が突然鳴り響く。

 

止むなく出るとT-ウイルスを開発したチャールズ・アシュフォード博士から娘アンジェラ(通称アンジー)が交通事故に巻き込まれ、街に取り残されている、救出と交換に脱出方法を教えると持ちかけられ、アリス達はその条件を飲む事に…。

 

 

しかしその背後にはネメシスの影が迫っていた。

 

ラクーンシティはバイオハザード発生を原子力発電所の事故に仕立て上げようと証拠隠滅をはかるアンブレラ社によって、日の出と共に戦術核爆弾で消毒(破壊)されようとしていた。

 

タイムリミットまで残り時間が少ない。

 

アリス達はアンジーがいると言う学校に向かい、そこでアンブレラ社のバイオハザード対策部隊U.B.C.Sの隊長カルロス・オリヴェイラらとも出会い、数名の犠牲者を出しながらも何とかアンジーを救い出す事に成功。

 

カルロスはアリス達と出会う前に感染者に咬まれてT-ウイルスに感染していたが、アンジーが病気治療の為に持っていた抗ウイルス剤で事無きを得る。

 

その後チャールズ博士から脱出方法を教えられるが、それはアンブレラ社から街を爆破する前の最終避難便だと言うヘリを奪う事だった。

 

アリス達はアンブレラ社が街外れの市庁舎に臨時に設置していた基地を襲い、ヘリを奪う事に成功し、飛び立とうとしたその時、アンブレラ社のケイン少佐に拘束され、アリスはネメシスと対峙する。

 

激しい戦闘の末にネメシスに打ち勝ったアリスだが、とどめをさす事なく去ろうとする。

 

ネメシス(マット)はそんなアリスをアンブレラ社から守ろうとして犠牲になる。

 

無事ヘリに乗り込んで脱出に成功したが、直後にミサイルの爆風によって吹き飛ばされたヘリはラクーンシティ郊外の山脈に墜落。

 

焼け焦げたアリスの遺体だけが墜落現場に残されていて、アンブレラ社の科学部門のヘッド、アレクサンダー・ローランド・アイザックス博士に連れ去られる。

 

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再び実験体に利用されたアリスはさらに特殊能力が増し、ここから「アリス計画」が始動する事に…

 

目覚めたアリスは施設から逃げ出そうと飛び出したその時、共にヘリでラクーンシティから脱出したカルロスらに救出される。

 

三作目はラクーンシティの惨劇から数年後の物語で、T-ウイルスの感染拡大は食い止められず、瞬く間に世界中に蔓延し、自然をも破壊された地球は文明社会が崩壊し、膨大な数のアンデッドと荒廃した大地に覆い尽くされた死の星と化してしまっていた。

 

そんな砂漠化した地帯の地下に新たな施設を作り上げていたアイザックス博士は、日本の東京に新たな本部を立ち上げたアンブレラ社の上級幹部で、各支部長からなる委員会の議長アルバート・ウェスカーを筆頭に、各支部と連携を取りながら打開策を模索していた。

 

アイザックス博士は極秘でアリスの血液の抗体で血清を作り出そうと、大量に複製したアリスのクローンで人体実験を繰り返し行っていた。

 

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同じ頃すでにカルロス達から離れ、一人各地を旅しながら別行動していたオリジナルのアリスは、荒廃した大地をバイクで駆け抜けていた。

 

アンブレラ社が打ち上げた衛星の監視から逃れながら、連日悪夢にうなされていた。

 

 

途中T-ウイルスに感染したアンデッドの死肉を食べた事で二次感染したカラスの大群に襲われている、生存者達と旅を続けている車団に遭遇し、アリスは超能力で大群を一掃する。

 

偶然にもそのメンバーの中にカルロスがいた。

 

久しぶりの再会に喜ぶと同時に複雑な気持ちを抱えたアリスだったが、新たに車団を率いるクレア・レッドフィールドらとも出会い、行動を共にするようになる。

 

アリスは道中で見つけていたノートに、安全な場所だと記されていたアラスカに行く事を提案し、皆でアラスカを目指す事に…。

 

途中給油の為に寄ったラスベガスで、アイザックス博士が仕掛けた罠に嵌り、アリスは遠隔操作によるシャットダウンを受けそうになるが、自らの意志でそれをはねのけ、近くに設置されていた監視所を襲撃するが、アイザックス博士は寸前で逃亡。

 

しかしヘリに乗り込む直前に、アリスのクローンの血液から作った血清によって生み出されたスーパーアンデッドに咬まれ、抗ウイルス剤が効かないほどにまで変異したT-ウイルスに感染してしまう。

 

 

アイザックス博士を心底憎んでいるアリスは、博士の拠点を割り出し、カルロスの自己犠牲にも助けられながら施設に侵入する。

 

同時にクレア達は、施設の外にあったアンブレラ社のヘリでアラスカへと向かう。

 

施設に潜入したアリスは、レッド・クイーンの妹ホワイト・クイーンから、自身の血液から抗ウイルス剤を作れると聞き驚く。

 

 

その後タイラント化したアイザックス博士と対峙したアリスは、自身のクローンに助けられながら、ついにアイザックス博士を倒した。

 

 

次にウェスカーを見つけ出したアリスは、東京にあるアンブレラ社をクローン達と共に乗り込む事を予告する…。

 

 

四作目はバイオハザード発祥の地、日本の首都である東京渋谷の街が冒頭に登場し、歌手の中島美嘉さんがアンデッド役で出演。

 

 

渋谷の地下にある施設を多くのクローン達と共に奇襲攻撃を仕掛け乗り込むも、寸前で逃げ出したウェスカーは、先にオスプレイに乗り込んでいたオリジナルのアリスの襲撃を受けるが、隙を見てT-ウイルスの中和剤を打ち込み、アリスから超能力を奪い取る。

 

アリスにとどめをさそうとしたその時、オスプレイは富士山に墜落、アリスは無事だったが、ウェスカーを取り逃がしてしまう。

 

 

半年後飛行機で世界中を飛び回っていたアリスは、ノートに感染が及んでいない安全地帯だと記されていたアラスカへ向かうも、そこは海岸で何もなかった場所だったという事実に落胆する。

 

その時一人の女性がアリスに襲い掛かる。

 

それは先にアラスカへ向かったクレアだった。

 

クレアは胸に蜘蛛型の機械が取り付けられていたが、アリスがそれを除去し、ほどなく意識を取り戻したクレアは記憶喪失に陥っていて、自分の名前すら覚えていなかった。

 

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その後一緒にロサンゼルスへ向かったアリスとクレアは、おびただしい数のアンデッドに囲まれた刑務所の屋上で生存者を発見。

 

すぐに刑務所の屋上に降り立つとアラスカの情報を知っていた生存者から詳しい話を聞き驚愕。

 

「アラスカ・アルカディア」は場所ではなく、ロス沖に停泊している船の名前だったのだ。

 

すぐに船に向かおうとするが、2人乗りの飛行機では全員を乗せる事は出来ず、一人一人としても、アリスが屋上に降り立った時は奇跡的に着陸に成功しただけで、そう何度も上手くいくはずがないと飛行機で向かう事を断念。

 

そんな刑務所からの脱出方法を唯一知っているのは、囚人と間違えられて生存者達に監禁されている、元特殊部隊員のクリス・レッドフィールドだけだった。

 

ほどなくしてクリスは解放されるが、目の前にいたのは妹だと言うクレアだが、記憶喪失のクレアはクリスを拒絶するも、共に刑務所からの脱出を試みる。

 

 

何とか脱出に成功したアリス達が船に向かうと、そこにはなんとウェスカーがいた。

 

船では生存者達で人体実験が行われていたのだ。

 

それを目の当たりにしたクレアは、ここでようやく記憶を取り戻す。

 

新たに進化したケルベロスの攻撃を受けつつ、ウェスカーに立ち向かったアリス達は、最終的にウェスカーが逃げ出そうと乗り込んだ飛行機に爆弾を仕掛けていて、飛行機は空中で爆発。

 

 

直後に上空からアンブレラ社の戦闘部隊から急襲を受け、アリスは海に転落し、意識が遠のいていく…。

 

続く五作目で目を覚ましたアリスは、三作目で死亡したはずの元アンブレラ社のバイオハザード対策部隊U.B.C.S隊長カルロスと結婚し、耳の不自由な一人娘ベッキーと3人で幸せに暮らす夢を見ていた。

 

ある日の朝寝坊したアリスはカルロスに起こされ、ベッキーと共にコーヒータイムを過ごしていると、突然カルロスがアンデッドに襲われ、辛くも自宅から逃げ出すと、平和な日常から一転して外は地獄絵図と化していた。

 

そこへ通りかかった一作目で登場した元アンブレラ社特殊部隊員で、今は銃とは無縁の一般市民となっていたレインが運転する車が現れ、すぐに乗り込んで共に逃げるも事故に遭い、アリスとベッキーは近くの民家に逃げ込み、ベッキーと共にクローゼットに隠れているとアンデッドが押し掛けてくる。

 

アリスはベッキーに「愛してる」と告げるとクローゼットの中から飛び出して行く。

 

激しい抵抗の末にアンデッドを撃退すると、今度はアンデッド化した夫カルロスに襲われた所で目が覚める。

 

アリスはアンブレラ社に洗脳されている元特殊部隊員ジルによって謎の施設の独房に監禁されていて、ジルから執拗な拷問を受けていた。

 

その時突如としてセキュリティシステムが停止し、独房の扉が開く。

 

着替えたアリスは逃げ出すと、前作で登場した東京渋谷の場面に遭遇し、突然現れたアンデッド達に追われて再び施設内に逃げ込むと、そこはアンブレラ社の中央制御室で、アンブレラ社の元工作員でウェスカーの元部下エイダ・ウォンが待ち構えていた。

 

一瞬緊迫した空気に包まれるも、突然モニター越しに飛行機の爆発で死亡したと思っていたウェスカーが現れ、ここはアリスだけでは脱出は困難な場所であり、ウェスカーの指示でエイダがアリスの救出に来た事を告げられる。

 

ウェスカーは爆発の瞬間、パラシュートで脱出していたのだ。

 

ここはロシアの極寒地帯カムチャツカの海の中にある潜水艦ドッグで、アンブレラ社が実験施設を建設する為に増設した、今や会社の全実権を握っていると言うレッド・クイーンに支配されている、T-ウイルスを世界に売り込む目的で作られたシミュレーション施設だった。

 

しかし不正アクセスがレッド・クイーンに見つかり、アリス達はレッド・クイーンからの指令で次々と始まるシミュレーションをかわしながら進んで行くと、地上からもウェスカーの指示で救出に来ていたレオン・S・ケネディ率いる救援チームと合流する。

 

途中のシミュレーション内の民家で、アリスは自分のクローンが死んでいる姿を目の当たりにして絶句する。

 

さらに二階のクローゼットからは夢で見た一人娘ベッキーが飛び出してきて驚くが、エイダからシミュレーション施設で実験が行われていたのだと聞かされる。

 

シミュレーション施設では住民が必要で、倉庫にはあらゆる人物のクローンが大量に保管されていて、ベッキーもその一体に過ぎず、作られた記憶を刷り込まれたクローンだと聞かされるも、放っておけずに一緒に連れて行く事に…

 

民家を出るとジル率いる攻撃部隊が待ち構えていて、その中には冷酷な隊員として作られたレイン、ワン隊長、カルロスのクローンもいた。

 

エイダは囮になってアリスとベッキーを逃がすが、エイダは捕まってしまう。

 

執拗に追ってくる攻撃部隊と激しい銃撃戦を繰り広げる中、ベッキーが隙を突いて襲ってきたクリーチャーに連れ去られてしまい、アリスはレオンの制止を振り切って後を追い、無事ベッキーを取り戻す。

 

崩落する施設から辛くも脱出したアリス達の前に、今度は潜水艦で追ってきたジルとレインのクローンが現れ、レインはプラーガ寄生体を自ら打ち込み、超人的なパワーでアリス達に容赦なく襲い掛かる。

 

激しい戦いの中、ジルはアリスによって胸に取り付けられていた蜘蛛型の機械を除去された事で洗脳が解け、苦戦しているアリスに銃を投げ渡す。

 

その時厚い氷の下にいるアンデッドに気が付いたアリスは銃で氷を砕き、レインはアンデッド達によって海の中へと引きずり込まれていく。

 

 

解放されたエイダらと共にホワイトハウスへ向かったアリス達はウェスカーと対面し、不意を突かれたアリスは再びT-ウイルスを注入され、超能力が元に戻る形となった。

 

 

本当の黒幕であるレッド・クイーンに共に立ち向かおうと言うウェスカーからの協力要請を聞き入れず、一人アンブレラ社に立ち向かおうとするアリス…。

 

 

ファイナルではそんなウェスカーに裏切られたアリスは荒廃したワシントンD.C.で目覚め、巨大生物ポポカリムの急襲を受けるが撃退する。

 

近くの建物内に入ると、突然モニター越しにレッド・クイーンが現れ、あと48時間で現在生存している4472名も含めて人類は滅亡してしまう、新たに作られた散布用抗ウイルス剤がラクーンシティの地下研究所ハイブにある事を知らされ、アリスは半信半疑でありながらも最後の戦いへラクーンシティへと向かう。

 

 

世界の終焉は近い。

 

 

途中クレアのいる部隊と遭遇し、久しぶりの再会に喜ぶのも束の間、執拗に追ってくるアイザックス博士と、アンデッドの大群が次々と押し寄せてくる。

 

 

この時部隊の一員として、

タレントのローラさんが出演された。

 

多くの犠牲を払いながら何とかハイブに辿り着くと、

そこで聞かされた衝撃の真実にアリスは激しく動揺する。

 

 

アリスはアンブレラ社の創設者の一人、ジェームス・マーカス教授の娘アリシア・マーカスのクローンだったのだ。

 

元々アンブレラ社は、マーカス博士とアイザックス博士が共同設立した製薬会社。

 

表向きはコンピューター・テクノロジー、医薬、健康関連の商品を扱う全米No.1を誇る世界有数の巨大複合企業だが、裏ではアイザックス博士が一部の有能な社員と共に、極秘で軍事技術開発、遺伝子実験、細菌兵器の研究開発を手掛ける軍事企業でもあった。

 

 

そこで生み出されたのが「T-ウイルス」🦠

 

 

きっかけはマーカス博士の娘アリシアが早老症の一種プロジェリアという遺伝性の難病を患っていて、すでに同じ病で妻を亡くしていたマーカス博士は娘を救いたい一心で「T-ウイルス」を開発し、病気の治療に成功。

 

だが後にT-ウイルスを投与された人間は、細胞に急性の突然変異をもたらし、アンデッド化する恐ろしい副作用がある事が判明。

 

 

南アフリカで最初の事例が発生すると、アイザックス博士は事件を隠蔽して利益を最優先させようとするが、生産・発売の中止を訴えるマーカス博士は真っ向から反論し、両者は対立。

 

アイザックス博士は部下であるウェスカーを使ってマーカス博士を殺害し、アリシアの後見人になった。

 

 

後にアイザックス博士によって作られたのが、

全作を通じて鍵を握るアリス・アバーナシーだった…

 

アリスはアリシアがプロジェリアを発症しない成人した姿のクローンだったのだ。

 

だから幼少期の記憶がなく、一作目の最初に目覚めた屋敷以前の記憶は、全てアイザックス博士によって作られた記憶だった事が判明する。

 

 

そしてレッド・クイーンはアリシアの幼少期の自分を基に作られたコンピューター化したデジタルクローンだった。

 

ちなみにファイナルでのレッド・クイーン役は、

アリス役のミラ・ジョヴォヴィッチさんの長女ニコニコ

 

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つまりアリスはアリシアと年齢はほぼ同じだが、

病気で老婆姿になってしまったアリシアが成人した姿で、

レッド・クイーンは幼少期の頃の自分という事になる。

 

元々は人命を尊重するようにプログラミングされて作られたレッド・クイーンは、10年前ハイブで起こった事故で捜査に来たアリス達を殺そうとしたのは人命を尊重し、T-ウイルスが外部に流出するのを防ぐ目的だった事を告げる。

 

ところがT-ウイルス漏出は事故ではなく、

アイザックス博士の故意によるものだった事を知る。

 

アイザックス博士は人類浄化の為に、

わざとT-ウイルスを拡散させたのだった。

 

 

アイザックス博士は地下に巨大な低温貯蔵庫を作り上げ、アンブレラ社の上級幹部の人間だけを残し、インフラや資源、文明はそのままで、人類だけを浄化し、時が来たら冷凍睡眠から目覚めさせ、共に新たな世界を創り上げようという恐ろしい計画を立てていたのだ。

 

だがそれらは人命尊重のレッド・クイーンのルールに反する事だが、アンブレラ社に逆らえないようにもプログラミングされていたため、ルールに縛られていないアリスに依頼してきた…と言うのが、この物語の始まりだった。

 

 

そして今アリスの目の前にいるのは、長年の冷凍睡眠から目覚めたオリジナルのアイザックス博士と、結局病気の進行を止める事が出来ず、老婆姿になってしまったアリシア(自分自身)で、今まで対峙してきたアイザックス博士は全てクローンだったのだ。

 

そして今、クローンのアイザックス博士がアンデッドの大群と共に追ってきている。

 

アリスは散布用抗ウイルス剤を撒くと自身も死ぬという運命を聞かされるも、臆する事なくオリジナルのアイザックス博士に立ち向かい、戦いの末に散布用抗ウイルス剤を奪う事に成功。

 

同時に爆発する施設の中で、

アリシアはウェスカーを道連れにその生涯を終えた…

 

アリスは間一髪のところで外へ飛び出すと、クローンのアイザックス博士が追い付いてきて、そこでオリジナルのアイザックス博士と対峙。

 

クローンアイザックス博士は激しく動揺し、オリジナルアイザックス博士はそんな事より抗ウイルス剤を奪ったアリスを撃ち殺そうとする。

 

次の瞬間クローンアイザックス博士がオリジナルアイザックス博士をめった刺しにして殺害。

 

直後にアンデッドの大群がクローンアイザックス博士に襲い掛かり、アリスにも襲い掛かろうとしたその時、アリスは持っていた散布用抗ウイルス剤を地面に叩き落とすと、瞬く間に散布され、アンデッド達はドミノのように倒れていった。

 

長い長い戦いが終わった瞬間だった。

 

アリスは静かに倒れていく…

 

ふと気が付くと、共に行動していたクレアが心配そうな顔で覗き込んでいた。

 

レッド・クイーンによると、アリスの体内にあるT-ウイルスだけが死滅したとのことだった。

 

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アリシアは亡くなる前、幼少期の記憶をレッド・クイーンに託していて、アリスはそれを涙ながらに受け取った。

 

まだ戦いは終わらない。

 

抗ウイルス剤がジェット気流に乗って世界中に拡散されるまで何年とかかるだろう。

 

上空にはまだポポカリムが飛んでいる…🦇

 

 

私はアリス。

 

これは私の物語…

 

本当に素晴らしい映画で、

いつまでも色褪せない映画ですニコニコ

 

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14年間アリスを演じ続けてくださったミラさん、

出演者の皆様も長い間本当にお疲れ様でしたニコニコ

 

バイオは永久に不滅ですビックリマーク