先日信じられないようなニュースに衝撃を受けた。
総合格闘家の山本KID徳郁さん(本名:岡部徳郁さん)が胃がんのため、18日に療養先のグアムにて41歳の若さで亡くなられました。
レスリング一家に生まれ育ち、父郁榮さんは元オリンピック代表選手、姉の美憂さん、妹の聖子さんは世界選手権で優勝するなど輝かしい功績を持ち、KIDさんも幼少期からレスリングで活躍されていた。
後に総合格闘技へ転身し、キックボクシング未経験ながらもK-1デビューを果たすと、自分よりも10キロも重い選手達を相手に次々とKOを量産し、当時K-1界のスターで「反逆のカリスマ」と呼ばれていた魔裟斗氏と2004年の大晦日に対戦しダウンを奪うなど、一気にスターの道へと駆け上がった。
その裏では度重なる怪我と戦いながらも、UFC等のリングでもご活躍され、2015年の大晦日には11年ぶりに魔裟斗氏と再戦し、日本を大いに盛り上げた
以来リングから遠ざかっているが、生涯現役を貫き、復帰を目指されていました。
しかし2年ほど前に胃がんが見つかり、闘病を続けられていた。
周囲にはごく一部の人にしか知らされていなかったみたいで、まさかがんと闘われているなんて思ってもみなかったし、本当にショックで驚きました。
8月26日にインスタグラムでがん闘病を公表されてからわずか3週間ほど…
まだ41歳…。
お子さんも小さいのに無念でなりません…。
KIDさんのおかげで総合格闘技を知り、それまではオーソドックスのファイターが好きだったけど、KIDさんを見てサウスポースタイルのファイターが好きになった。
だからボクサーもサウスポーが好き
KIDさんのおかげでタトゥーにも偏見がなくなり、動物虐待の世界を知りました。
KIDさんがいなかったらK-1にものめり込まなかったと思うし、本当に感謝しかありません。
心からありがとうございます。
一度でいいからお逢いしたかった…
もうそれも叶わぬ夢…
30日にRIZINでお姉様の美憂さんの試合があり、お姉様、甥っ子のアーセン君も含め、ご家族の皆様の心情を思うと胸が詰まる思いです。
お姉様には頑張ってほしい。
KIDさんの為にも絶対勝ってほしい。
もうそれしか言葉はありません。
本当に残念でなりません。
KIDさんも一緒に戦ってくれると思います。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。