あの日から5ヶ月…。
ついに運命の日を迎えた
因縁の対決に、
本当の決着をつける時がやってきた。
「WBA世界ミドル級タイトルマッチ」
元WBO世界ミドル級チャンピオン
WBA世界ミドル級チャンピオン
アッサン・エンダム(33=フランス)
戦績:38戦36勝21KO2敗
vs
元ロンドンオリンピックミドル級金メダリスト
WBA世界ミドル級第1位
村田諒太(31=帝拳)
戦績:13戦12勝9KO1敗
「再戦」
両者は5月に初対戦しており、村田選手は世界初挑戦でまさかの判定負けを喫した。
試合は序盤にエンダムからダウンを奪うなど、終始村田選手がペースを握っていたようにも思うが、惜しくも1-2の判定負け…。
「疑惑の判定」と騒がれたほどの試合だったが、結局判定は覆らず、WBAから再戦指令が発令された。
あの時村田選手は狙いすぎていたのか、クリーンヒットはエンダムより多かったものの、手数が少なすぎたことが敗因か…
そして迎えた運命の日
あれから5ヶ月… ここまで本当に長かった…
今度こそ、今度こそ、勝ってほしい
結果は、、、
7回終了後にエンダム側が棄権し、
村田選手のTKO勝ち
やったー
新チャンピオンおめでとうございます
いやぁ〜凄かった
あっぱれな試合でした
序盤はエンダムが力強いパンチを放ち、村田選手はガードを固めながらコツコツとジャブを放っていく展開。
村田選手は時折笑みを浮かべながら、試合を楽しんでいるかのよう
対するエンダムは最初こそ威力抜群のパンチを打っていたけど、徐々に威力が弱まり始める…。
プレッシャーをかけながらピンポイントでパンチを当てていく村田選手。
ラウンドも中盤に差しかかるころ、村田選手のパンチがエンダムを捉え始める。
7ラウンドは完全に防戦一方となり、村田選手のパンチが一発でもヒットしてラッシュを仕掛けられたら止められる寸前の状態。
それを見たエンダム陣営が7ラウンド終了後のインターバルで、エンダムのグローブを外し始めたところでレフェリーによって試合が止められた。
この瞬間史上初めて日本人のオリンピックメダリストが世界チャンピオンとなり、元WBA世界ミドル級チャンピオン竹原慎二氏以来約22年ぶり2人目のミドル級世界チャンピオンとなった
本当に凄い試合で、ミドル級Σ(*゜Д゜ノ)ノ すっげー
リミット72.5キロのクラスやからか、体もでかいし身長も高い。とにかく軽量級とは迫力が全然違う
あんなパンチ受けたら頭蓋骨割れて脳みそ吹っ飛ぶわ…
今回の村田選手は前回より手数がよく出ていたようにも思う
中盤狙っていたのか手数が減ったけど、それでもポイントポイントでパンチを当てていた。
あっとゆう間に7ラウンドが終わり、本当にもの凄い試合でした。
夢中になりすぎて時間を忘れていたぐらい
間違いなく年間最高試合だった
そんな試合後の村田選手のインタビューが素晴らしいもので、
「エンダムは友人です。彼も僕の事を一人しかいない友人だと言ってくれた。そしてこれは高校時代の恩師の言葉で、ボクシングは人を踏みにじってその上で頂点に立つ。だから勝つ人間には責任が伴うということ。だから彼の分の責任を伴って、これからも頑張っていきたい。」
シビレました…。恐れ入りました…。
素晴らしいお言葉
あなたこそチャンピオンに相応しいボクサーだ。
新チャンピオンおめでとうございます
お疲れさまでした
ゆっくり休まれてください。