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浜松警察署(浜松市鴨江別館)
浜松市鴨江1
竣工:1928(昭和3)年
設計:静岡県建築係
施工:長谷川太平

付け柱やエントランス部のアーチを除いてモルタルで塗られているが
竣工時には黄土色のタイルが張られていたようである。
2010年に改修、耐震補強され、外壁も黄色っぽいクリーム色に塗られたが、
元の色とは違う印象である。

このたてものは登録有形文化財になった旧浜松銀行集会所の真向かいにあり、ともに浜松市の所有になっているので、こちらも登録していただき昭和初期の遺産としてセットで保存すればそれぞれの窓から昭和初期の風景が見られることになります。
一階の腰回りには国会議事堂にも使われた石川県産の日華石(観音下石ともいう=かながそいし)という凝灰岩の一種が使われている。

写真2:『東海の近代建築』より
日本建築学会東海支部意匠委員会編 中日新聞社1981 p320

写真4:2011年4月撮影