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樋口病院(現小諸病院) 
 
所在地      長野県小諸市荒町2 現名称:医療法人山月会小諸病院
竣工年      1930(昭和5)年竣工 昭和5年8月10日棟上
規 模      地上2階、延べ床面積㎡(約坪)   建坪 322.41㎡(97.7坪) 
構 造      木造・基礎は鉄筋コンクリート造
様 式      アーリー・アメリカン様式
設計者      中村與資平
施工者      畑基暲 (大工棟梁) 棟札による
現 況      現存し、小諸病院として使われている。
         北側は近年の増築部分で、旧館との調和が図られている。
撮 影      2002年4月

その他   
 樋口病院創設者の樋口隆蔵氏(明治21生)は東京帝大医学部を卒業し、結核治療の適地として選んだ高原の小諸に病院を建てた。
 設計を東京の中村與資平に依頼した理由としては、東京帝大関係のほか、院長樋口氏の縁者に朝鮮銀行の理事がいたので銀行関係者のルートも考えられる。
 1988年には、山田洋次監督の映画『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』(第40作)の撮影に使われたが、映画撮影の際、現役の病院なので、館内の階段付近は映画ではセットをスタジオに作って撮影したという。
 浜松市立中央中央図書館に設計図が収蔵されている。