前回に引き続き夏場所で気になった力士を書いて行きます。

今回は追手風部屋の7人の侍(関取衆)のつもりでしたが遠藤だけの日記といたします。

まず、途中出場は理解ができない。

出たい気持ちも分からなくもない。

私も足首の靭帯を損傷しながら空手の試合に出場して準優勝した経験があるから

アスリートの目線では気持ちは痛いくらい分かる。

しかし私の場合は大会1週間前の怪我であり回復が早く医師から条件付きでゴーサインが出た。

だが遠藤の場合はまず負傷した箇所が箇所であり相撲が取れる状態では無かった。

右の上腕二頭筋の断裂となれば右は上手を引き付けて力を出す遠藤に取っては右が使えないとなると致命傷だ。

上腕二頭筋は力こぶの部分だが物を引いたりする事で力が加わる筋肉だが遠藤は見た目や取り口からは意外かもしれないが

引き付ける力が非常に強く決して上手だけの左四つ右上手ではない。

だからこそ遠藤の実力を認めているからこそ手術をしないで再出場してきたのは理解ができない。

やっている本人も歯がゆいだろうが見ている方も非常に歯がゆい。

どうしても両膝の手術をしないのが拘りみたいだが私個人の意見だが上腕二頭筋肉の手術と一緒に両膝の手術も決断するべきだったと思う。

年齢も今年で28歳になる。

温存療法を選択するには回復が徐々に遅くなってくると思うし膝に関しては前十字靭帯は手術しないと治らないと医学的に証明されている。

足首の手術には去年、決断に悩んだと思うが膝を治す勇気も必要だ。