歴史は訂正される…明治維新の立役者の史実。 | yosia621のブログ

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かつて1万円札の肖像となった、「聖徳太子」

憲法17条制定、国史編纂、遣隋使派遣など数々の功績を挙げた「聖徳太子」はいなかった。

そのモデルとなった「厩戸王」と訂正されました。
鎌倉幕府は1192年(いいくにつくろう)から1185年へ。
日本最古の貨幣 「和同開珎」から「富本銭」へ。

「真田幸村」は真田信繁をモデルとした小説「難波戦記」「真田十勇士」や講談での名称で、自身は「幸村」と名乗った史実はない。その活躍も創作されたものが多い。

 

など、

歴史は史実があきらかになるにつれ訂正されるものです。

これは歴史学だけではなく全ての学問が新たな発見があり実証されれば訂正されます。

 

明治維新の立役者とされている坂本龍馬。

「亀山社中」日本初の商社であり株式会社を設立。

「薩長同盟」西郷隆盛と木戸孝允(桂小五郎)を直接仲介し、同盟を結ばせ、討幕へ礎を築いた。

「船中八策」大政奉還へと繋がる、国家体制の基本方針を長崎から兵庫へ向かう船上で作成。

というものがある。

が歴史学から紐解くと、そんな史実はないという結論になっています。

 

「亀山社中」
阪本龍馬が、1865年夏に長崎に設立した日本初の商社兼海軍で、しかも株式会社は事実誤認。
薩摩藩が購入した軍艦を土佐藩脱藩浪士集団が長崎を起点として運航していたもの。
「社中」も商社、株式会社でなく、グループ程度の意味で、脱藩浪士が自称していもの。

社中のリーダ格は近藤長次郎。
「亀山」にいたっては明治以降に付け足された創作。
一次資料から坂本龍馬この時期に長崎に居らず、関係はとても薄い。
坂本龍馬は薩摩藩に属し薩摩藩坂本龍馬と名乗る事もあり、長州の情報を薩摩藩上層部に伝える役割を担っていた。

 

「薩長同盟」

1866年の西郷隆盛は島流しから帰ってきたばかりで、実権をもっていない。

同盟の薩摩藩側の中心者は家老小松帯刀。
薩長同盟は討幕の為の軍事同盟でなく、朝敵となった長州藩の復権に手を貸すというもの。
1月18日「口頭同盟」薩摩藩と長州木戸孝允と大筋はまとまってた。
1月20日、木戸孝允の送別会が開かれ、薩長の友好関係が築かれていた。
1月21日 薩長同盟締結、同日木戸は京を出立。

坂本龍馬

1月18日大阪入り、

1月19日に伏見到着

21日別件で木戸孝允と合流。

長州藩は木戸だけなので、坂本龍馬に証人になってもらう為の裏書、署名。

 

「船中八策」
師筋にあたる、勝海舟、佐久間象山もしくは横井小楠から教わった事をまとめたもので、龍馬独自のものではない。

同時代の原本だけでなく、写本すら存在していない。

 

では何故、龍馬像が出来上がったのか?

それは1962年の司馬遼太郎さん産経新聞掲載された「竜馬が行く」という小説からです。

フィクションであり、小説に出てくる竜馬像は司馬さんが作り上げたものなので、本名の「龍馬」でなく「竜馬」としたと司馬遼太郎さん自身が語っています。

 

坂本龍馬は歴史学からすると、明治維新に直接的な関係はないのかもしれませんが、間接的であっても、大きな役割があったと思います。

 

このように書くと坂本龍馬の価値が下がると思われる龍馬ファンの方々も知るかもしれません。しかし、龍馬が自由奔放に日本を駆け巡ったという魅力は変わらないし、豊かな発想の持ち主で日本の国を考えて血を流さずに日本が一つになれないかと考え行動していたことは、その通りだと思います。

 

船中八策もオリジナルではないかもしれませんが、坂本龍馬の中にも国の基本があったから、まとめる事が出来たし、自由な発想から薩摩藩士として身を置きながら、長州に人脈を築き、重要な同盟締結の証人となれました。


芸州(広島藩)の船を借りて1000丁土佐藩に持ち込んだことで、藩主山内容堂は建白書をしたため、将軍慶喜に献上し、慶喜は土佐藩山内容堂の建白を受けて大政奉還を決意したとも言われています。

 

日本初の新婚旅行も坂本龍馬さんです。
そして33歳という若さで暗殺されたことも事実です。

坂本龍馬さんの魅力は変わりませんね。

 

魅力と史実は違うという事です。

やってもない事をやったとして肥大化した坂本龍馬を語るより、等身大の坂本龍馬を語ってほしいと当人も思っていると思います。

 

韓総裁の真の母としての価値は変わらないと思います。

しかし、

その新しい真理として発するメッセージは文師の御言に反し、新たな真理とするには合理的説明が不十分です。

間違った真理を早く訂正しないと、家庭連合(天の父母様聖会)は歴史に審判されることになると思います。

 

「夢と現実ブログ」の独生女論(父母位相論)が熱いです。

 

 

 


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