無原罪から有原罪への変更過程を紐解く。 | yosia621のブログ

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『審判回避プロジェクト』

は、原理を学んだ人々に重大な疑問を投げかけています。

 

 

□鶴子:そうして宗教改革がルターによって始まりカルヴァンによって確立したのが1543年(教会規定の制定後)でした。それから400年を経た1943年 韓半島韓民族を通して独り娘が誕生しました。(2023.6.9 神韓国指導者特別集会にて)

■統一原理ではメシヤ再降臨準備時代は1517年のルターの宗教改革から1917年までの400年であり、翌1918年に神側の勝利で第1次世界大戦が終了して再臨期に入り、1920年にお父様が誕生したと学びます。ところが、今や家庭連合にとってメシヤ再降臨準備時代は1543年のカルヴァンの宗教改革から1943年の400年に変わってしまったようです。

お父様は再臨主として、1919年3月1日の独立運動で民族代表33人や柳寛順が独立宣言をしたことをもって、大韓民国が日本から独立したという条件下で誕生されたと、私たちは学びました。では、鶴子が誕生した1943年の前年1942年には、日本から独立するいかなる動きが大韓民国にあったのでしょうか。そのような動きがあったとは聞いたことがありません。鶴子は大日本帝国の日本臣民として誕生しています。

 

(以下青字はブログ主)

400年の「メシヤ再降臨準備時代」の時期変更か?

メシアを無理無理に独生女としたいが為の変更か?としても、初臨と強弁しているのだから、「再降臨準備時代」という名称に相応しくないのではないか。

 

東方のその国は、すなわち韓国である」と原理講論には再臨主は韓国に来ると書いてあります。韓総裁の誕生は日韓併合時代であるので、厳密にいえば日本に生まれたことになります。当時は日本だった、これはまぎれもない史実です。

 

韓総裁は『韓半島韓民族を通して独り娘が誕生しました。』と韓民族と表現しているので韓国でなくてもギリセーフなのか?

 

しかし、韓総裁のメッセージを是とするなら、原理講論の大幅な書き換えが必要になる、書き換えができないから破棄の方向で進んでいるように思いわれる。つまり別な教団となった表れなのです。

 

5)鶴子を無原罪誕生に教理変更した周藤健

「お父様は堕落前の立場でお生まれになったと信じていますが、そのような理解でよろしいでしょうか」
すると、お父様は明確に「そうだ」とお答えになった。お父様が言われるには、タマルの「胎中聖別」の勝利圏を母マリヤが相続してイエス様を生んだように、そのタマルの勝利圏は、現代においても生きているのだとおっしゃったのである。(「成約摂理解説」2019.3.16発行/P.192〜193)

 

と周藤氏は文師の無原罪を信じ証ていました、ところが・・・・。

 

(8)お父様の有原罪誕生を受け入れた日本の幹部
■家庭連合は原罪問題に関し「お父様無原罪、鶴子無原罪」で決着し、落ち着くと判断したので、そのような記述のもとに「成約摂理解説」を出版しました。しかし、現実はそうは行きませんでした。「成約摂理解説」は出版した2019年中に販売中止になりました。お父様無原罪の記述が韓国サイドから問題視されたのです。鶴子の思い込みはどこまでも「お父様有原罪、鶴子無原罪」だからです。

(中略)
しかし、お父様無原罪誕生を記述した「成約摂理解説」が販売中止になったことから、韓国側からの教理変更の要請は、鶴子無原罪誕生にとどまらず、お父様有原罪誕生にまで進行し、日本側の教理担当者が、さすがにそれを受け入れられずに躊躇するところがあったため、韓国側から制裁を受けたというのが真相だと思われます。

 

結局日本幹部12名は、お父様有原罪誕生の圧力に逆らうことなく、40修を全うすることになりました。この12名のうち、幹部とは言えない田中新太郎が場違いな印象を受けます。本来なら中村惣一郎あたりが参加すべきところを、何らかの事情があり、その身代わりになったのでしょう。

 

40修参加の12名(順不同)は

小山田秀夫氏、周藤健氏、太田朝久氏、渡邊芳雄氏、可知雅之氏、竹内清治氏、飯野貞夫氏、佐野邦雄氏、柴沼邦彦氏、太田洪量氏、田中欣宏氏、田中新太郎氏です。

 

(9)お父様有原罪誕生の講義が始まった
■2017年2月に無原罪独生女論の金振春論文が発表されましたが、その教育については韓国で反発を受け、長らく中断されていました。それが、2022年4月に再開されました。ところがこの講義の時に、お父様に尻尾があるという鶴子発言を金振春が不用意に漏らしたので問題化し、ユンヨンホはあわてて世界公文を出して、金振春の講義は個人の見解であるとし、以後の講義をやめさせました。

 

そのユンヨンホは2023年5月9日、劇的な失脚の憂き目を見ることになります。そして何事もなかったかのように、金振春が復活しています。日本では金振春の講義を忠実に学んで、2022年6月7日に五十嵐政彦による講義が行われました。この講義の原罪問題に関するポイントは以下です。

 

□五十嵐政彦:お父様はイエス様の再臨だから血統転換の必要なし。1935年に独生子の位置に立ち、1960年に独生子として完成した。お母様においては初臨だから初臨のイエス様のような血統転換が必要である。(2022.6.7)

■この新理論の特徴は、鶴子が初臨であると述べ、いつの間にか鶴子がメシヤであるかのような錯覚をもたらしていることです。その上で、お父様がイエスの再臨だから血統転換の必要なし、鶴子が初臨だからイエス様のような血統転換が必要であるという、珍妙な理論を作り上げています。

 

韓国本部の教権者の事情によって、伝えられる思想が変わるという事です。

日本においても韓国本部の教権者の事情によって頓珍漢な講義がまかり通るという、おかしな現象おきています。

そして日本公式サイトは未だ「文師、韓総裁共に無原罪」という見解も存在しています。完全に振り切れない、ささやかな抵抗なのでしょうか?

 

「天の父母様聖会」という閉鎖された村社会に身を置く日本幹部は韓国本部の圧力に屈しているが、本心では「金振春論文(韓総裁メッセージ)」は違うと思っていてその狭間で2つの解説が存在しているようにも思います。

 


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