「違法性はない」旧統一教会の訴えを退ける 名誉毀損で読売テレビなどに損害賠償請求 東京地裁 (msn.com)
宗教法人「世界平和統一家庭連合」いわゆる「旧統一教会」が、読売テレビの番組で名誉を傷つけられたとして損害賠償などを求めた裁判で、東京地裁は25日、旧統一教会側の訴えを退けました。
旧統一教会は、読売テレビの番組内での本村健太郎弁護士の発言が名誉毀損にあたるとして、読売テレビと本村弁護士に対し、2200万円の損害賠償などを求めていました。
本村弁護士は2022年、過去の複数の裁判例をもとに「布教活動が違法であると裁判所で認定されている」などと発言。これに対し、教団は「発言は事実に反し社会的評価を著しく低下させた」などと主張していました。
この日の裁判で東京地裁は、本村弁護士の発言は「論評としての域を逸脱するものではなく違法性はない」などとして、教団の訴えを退けました。
旧統一教会は「不当な判決結果だと受け止めています。今後の控訴に関しては、判決文の内容を吟味したうえで検討します」とコメントしています。
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*「自主的に活動していた信徒の個別の伝道行為が違法だと認定されたが、教団の布教活動が違法だと認定されたわけではない」By世界平和統一家庭連合。
<名誉棄損訴訟、民事事件まとめ>
「ミヤネ屋」の読売テレビと紀藤正樹弁護士、同社と本村健太郎弁護士(2件)
「ひるおび」のTBSと八代英輝弁護士(1件)
TBSラジオと紀藤正樹弁護士(1件)
「スッキリ」の日本テレビとジャーナリスト有田芳生(1件)
を相手取った計5件が係争です。
本村健太郎弁護士事件は地裁において上記記事あるように賠償請求棄却。
TBS八代英輝弁護事件については1審、2審とも教会側が敗訴。
有田氏事件は3月12日に判決が予定されています。
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鈴木エイト氏に関してはUPFが訴えています。
UPF-Japanは2023年10月4日、鈴木エイト氏を東京地方裁判所に提訴しました。
UPFから安倍氏側に報酬5000万円が支払われたとする事実無根の情報を、同氏がメディアや公共の場で流布したことに対し、名誉毀損(慰謝料1100万円)で訴えたものです。
同民事訴訟の第1回口頭弁論が2024年1月24日、東京地裁で開かれました。