世界平和統一家庭連合(統一教会)が制作した動画に対し多くの批判や非難がブログでも書かれ、本部にも寄せられている。
それに対し、信者の中には「失敗は成功のもと」と期待を寄せている方もいるようだ。
その失敗を成功に導くには、まず失敗を反省し、何故失敗したのか正確に分析しなければならない。
そして失敗の原因を突き止めて、具体的な改善策を実行しなければまた同じ失敗を繰り返すことになる。
いわゆる創造原理、堕落、復帰原理の原則です。
彼らは反省したのだろうか?
公式サイトの「家庭連合紹介動画をアップしました」を見ると
『3月29日、松濤本部玄関前に大型モニターを設置し、家庭連合紹介動画(ショートムービー)を5本上映しました。』となっていました。
最初は「5本上映」と書かれていたのですが、「祝福へ行こう」が問題視されると何のアナウンスもなく「4本上映」と書き換え、そしてまた何の説明もなく「5本上映」と戻されています。(参考:神様の愛を説く宗教家が嘘を言ってはいけません。)
まがりなりにも家庭連合の公式サイトです。数値を変えるにしてもコソコソとするのではなくきちんと変更理由を書いたらいいのに、しかしそれが出来ない姑息な人達です。
そして同ページに「*お詫び」が掲載されました。
一見すると反省しているようにも見えますが、果たしてそうだろうか?
鞍馬天狗氏の記事を見てもらいたい。
「広報局の遅過ぎて効果の薄れた謝罪! 次に注目されるのは関係者たちの処分だ! 」
(引用開始)
謝罪文に「賛否含めたくさんのご意見を頂きました」はないだろう。仮に「賛」があったとしても、謝罪文で書くべきではない。
(引用終わり)
全くその通りである。
賛辞、称賛、賛同する意見が大多数なら(仮に少数でも)広報局や本部がその意見を是とするなら皆を説得できるだけの材料を提示すればいいのです。取り下げる必要は全くないのです。
否定する意見が大多数で、しかも広報局及び本部がその意見を「そうだな」と受け入れたから「公開を取りやめる」という判断をしたのでしょう。
ならば、本当に反省の意を示したいし、心の底から申し訳ないと思っているなら「賛否含め」とは書かないでしょう。
失敗の反省なし成功への道はない。
ということからすると今回の動画騒動に関しては失敗は、失敗のまま終わる事でしょう。
残念ながら「失敗は成功のもと」と期待する方々の期待に応える事は到底できないのが現執行部です。
自分は「祝福へ行こう」の動画に対し「賛」に値する内容は全くないと思っていますが、少数であれ「賛」の意見があるというなら、どんな賛成や賛辞や賛同があったのか是非、教えてほしいものです。
にほんブログ村