宮迫氏がいい例で、何とか復活をと思っていろいろやっているけど、視聴者はそこまで思っていない。

性加害の訴訟問題の松本氏も同じ。

他にも、特にお笑い芸人がスキャンダルで干された人がいる。

あのね、視聴者が「お笑い」に期待することは、「無条件で、腹の底から笑えること」なんだよなぁ。

スキャンダルで、人間臭さみたいなものが見えた時点で、無条件で笑えなくなるのよ。

歌手とか俳優とは違うと思う。

人を笑わせて・・笑顔にさせて・・なんぼなんだよ。

笑ってそういうもんだと思う。

そういう意味では、横山やすし氏は別格だったよね。

あれだけのことをしていても、絶大な人気があったし、それをネタに笑わせてくれた。

相方の力もあったからだと思うけど、彼の場合のスキャンダルは「ねちねち」したもんが無いと言うか、笑いに転嫁できるものだったからだと思う。

あと、スキャンダルの後のふるまいの違い。

泥沼的な空気が出ちゃうと、もう笑えない。

やすし氏は、中途半端な謝罪はせずとことん己を通してた。

決して良いことではないけれど「これがワイヤ」みたいなところ・・・そこを西川きよし氏がうまく拾って笑いにしてた。

性加害なんて、どう転んでも笑えない。

臭すぎる。

どんなに面白いこと言っても「こいつ、勃起してたんや」と思うと、もう笑えない。

 

ちょっと有名になると、どうしても勘違いしてしまう。

何やってもOKみたいな。

謙虚さを忘れた時点で、人は離れていく。

 

別に、宮迫氏や松本氏じゃなくても、腹の底から笑わせてくれる芸人さんは山ほどいる・・・次々に出てきている。

一つの時代が終わった・・ってこと。

特に、宮迫氏は、ねちねちしすぎ。

一度良い暮らしを味わうとね・・・戻りたいんだろうけど・・・あの頃の彼は、もう過去の人。

潔く、第二の人生に歩みを進めた方が良いと思う。