実体験がないことから、私には緊迫感が正直に言って全くないのです。

心情的には息苦しいほどの同情心があります。東日本大震災の時は地域の

活動を中核的な立場で関わっていたので、数回に渡り現地でその実情を目にし

知識としての対処法を考えました。でもそれまでのことです。そのことで応用が

できたり、解決策があったり、と云うことはありません。現地の異臭、空気。

それは強烈な印象の中にあります。能登はいまだに全く動いていない地域があります。

 

朝、藤田医科大学薬局部から担当者が家に、間違っていた薬剤を届けにきました。

入院患者の未使用のまま薬局に戻ってきたもので、包装が一見新品に見えたのを

中身を確認せずに棚に戻したことが原因らしい。だし巻きを三つつくり一つは今日

持って来てくれた人に、もう二つは担当の人たちに私の御礼です、と云って手渡す。