ときどき押し寄せてくる気持ち | My Blog

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わたしの仕事は広報を含むファンドレイズです。


世界の人権問題を世の中に発信して、問題意識を高めたり、わたしたちの団体を支えてくれるドナーを探します。


今日、NYの本部から送られてきた新しいビデオを見て、泣きました。


ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)のビデオにはだいぶ気持ちをえぐられます。


元は英語なので、翻訳とか字幕の入れ込み作業にかかわる仕事をするんだけど依頼を出す前にまず自分で一通り見てみると、もう気持ちがずーーーーんて沈む。


しかも今日見たビデオは中央アフリカの話で、砂だらけの町を見たり出てくる男性が話すアフリカンフレンチを聞いて、もう懐かしさで苦しくなりました。


逃げ惑う人々やけがをしている子どもたち。


信じる宗教は違えど傷ついている人、危険にさらされている人たちを命をかけて守ろうとする人。


わたしはデスクに座ってそのビデオを見ていることが悔しかった。


久々に、現場に行きたいと強烈に思った瞬間でした。


そもそもわたしが人権という分野を選んだのは、一人でも多くの人が恐怖から解放されて生きることを願うからで、そのためにわたし自身がやりたいことは傷ついている人、恐怖に支配されている人に安心を与えること。


ファンドレイズすれば調査費やアドボカシー費が増え、結果的に改善につながるって信じています。


でも、あのビデオを見たときに感じた「行かなきゃ」という気持ちも拭い切れない。


ジレンマだなぁ。