今年のウィンブルドンで11時間超(スコア:6-4・3-6・6-7・7-6・70-68)の異常に長い試合をクリエイトした両選手の宿命を、東洋占星術でみてみました。やはり占い的にも運気は普通でなかったようです。(西洋占星術のホロスコープは試合時は木星-土星オポジション、太陽-冥王星オポジション等が形成されていたのが印象的でした)


ジョン・イズナー選手: 1985.4.26生まれ(辰巳天中殺)
 日: 乙未 / 禄存・天印
 月: 庚辰 / 牽牛・司禄・天南 
 年: 乙丑 / 貫索・禄存・天堂

2010年
 大運: 戊寅 / 司禄・天将
 年運: 庚寅 / 牽牛・天将

 ※ イズナー選手は生月中殺、年柱-日柱間の納音、天干全干合(乙庚干合)。これだけでも普通の人とは違った特殊な宿命の持ち主といえる(ここで何が普通か?という問題は別として…)。生まれてから16歳までは、大運天中殺を経験している。

 乙庚干合は、金化なので、命式は以下に変化する。
 
 日: 辛未 
 月: 庚辰  
 年: 辛丑


ニコラ・マウー選手: 1982.1.21生まれ(寅卯天中殺)
日: 甲辰 / 禄存・天堂
 月: 辛丑 / 牽牛・司禄・天南 
 年: 辛酉 / 牽牛・牽牛・天報

 ※ マウー選手は年柱、月柱が大半会。これだけでも宿命は普通ではない。2010年は年運天中殺。


マウー選手の月柱の干支は、干合変化後のイズナー選手の年柱と全く同一でしかもイズナー選手の日柱(辛未:干合変化後)の納音である(60干支の大宇宙盤の大極)。しかもマウー選手の月柱と年柱は宇宙的な広がりを持つとされる大半会(金局)。マウー選手の日支(辰)はイズナー選手の中殺(辰巳)である。また、イズナー選手の2010年の大運と年運の12支は寅だが、これはマウー選手の中殺(寅卯)。マウー選手自体も2010年は天中殺年。あと偶然かどうかわかりませんが、両選手の月柱の通変星は(10大主星も12運も)全く同一となっています。