実は、世界で一番爆弾を落とされた国はラオスなんです。

今日は、ラオス ビエンチャンのcorp visitor centerに行って学んできました。


1964年から73年までの間ラオスは200万トン以上、平均すると、この9年の間、ずっと8分に一回の間隔で空爆が行われたことになります。

爆撃したのはアメリカで、簡単に言うと、ベトナム戦争絡みと、内戦での冷戦の代理戦争っす。


で、たちが悪いのは、多くの爆弾がクラスター爆弾(大きい爆弾の中にオレンジぐらいの大きさの小さい爆弾が何百と入っている)が多く、柔らかい土地に落ちたりして、その三割ほどが爆弾投下時に爆発せずに、今でも地中に埋まっている事です。ものすごい数です。




農夫が畑を耕してる時に爆弾に触れたり、爆弾とは知らずに子供が遊んで落としたり、近くに爆弾が埋まっているとは知らずに料理した際の熱などで爆発します。


もちろんその爆発は、死や、重い障害につながります。流れていた生々しいドキュメンタリーをみて、かなりショックを受けました。

今現在でも、年間相当数の事故が発生しています。


爆弾除去は行われていますが、安全ではない土地もまだ多く、

このことが、ラオスの発展の一つの足枷にもなっています。

また、当時、アメリカが国際情勢を無視して爆撃を続けたこともあり、ラオスのこの状況があまり世の中に知られていません。



で、で、僕はその施設で、Tシャツを買いました。単純にカッコよかったから買ったのですが、寄付に繋がるものです。

改めてデザインの力を感じました。




クラスター爆弾撤廃を訴えるTシャツをなのですが、ぼくは、このTシャツを着るたびに少しは今日感じたことを思い出すだろうし、周りの人にも話をするかもしれません。


単に募金するのではなく、このような形でサポートできる。

デザインって力を持っています。それを今日改めて感じました。




という安っぽい妄想をしていました。