御伽草子 さゝれいし-6,7
(・・・こんひら大しやうなりとぞ申ける)此つぼに みやうやく有。これすなはち ふらうふしの くすりなり。これを きこしめされば。御としも よりたまはずわづらはしき 御心ちもなく。いつも かはらぬ御すがたにて。御命の をはりもなく。いつまでも めでたく さかへたまはんとて。かきけすやうに うせにける。さゞれいしのみや 此つぼをうけとらせ給ひ。あらありがたや 年月ねがひ奉るしるしかなとて。三度らいし。らうや
みやうやく=妙薬
ふらうふし=不老不死
きこしめす=聞こし召す、「飲む・食う」の尊敬語。
お飲みになる。召しあがる。
らいし=礼し
らうや(く)=良薬
今日は短くて直ぐに終わった。
眠いんだ。居眠りしそう。
こっくり、こっくり、師匠です。
コロリン師匠