小町草紙-32,33 | コロリンの御伽草子-2

コロリンの御伽草子-2

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よろしくお願いします。

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小  町  草  帋

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(・・・かきつけし。ふて)
  のあとに
    みえぬ
      べし

身つからも。千人と し
るしたり。これみな いつは
りの なさけなり。まこと
に まうしうの くもはれ
にけり。などか じやうぶつ
ならざらんや。されば 世の
中の。さだめしことは。さだ
めありと むばたまの。夢
に つたはりたる ことはり。
あけくれ 思ひすつる こと
のは。たれかは おいの●(さ)か
を こえざらん。のがれべき
みちも なし はなも さす

千人=奈良絵本「磯崎」では、業平は、「三千七百卅四人」
  仮名草紙「女郎花物語」では、業平は、「三ぜん七百三十三人」
まうしう=妄執
むばたまの=射干玉の、〔枕〕「ぬばたまの」の変化、
  ヒオウギの種子。丸くて黒い。うばたま。むばたま。
  「ぬばたま」のように黒い意から、「黒」「夜」「夕」「宵」「髪」などにかかる。

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いい男も、いい女も、
「誰か、老いの坂を越えざらん」
老いても朽ちない魅力を、
考えさせられます。
業平、少し人数、減ったようです。
それにしても、
「偽りの情け」とは、随分です。
コロリン師匠\¤\᡼\¸ 4