猫の草子-16,17 | コロリンの御伽草子-2

コロリンの御伽草子-2

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よろしくお願いします。

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ねこのさうし-16, 17

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(・・・いろ/\の 事を申よし。)
やがて つげしらするかた有。
そうじて かのねずみと申は。
げだうの うはもりなるべし。御
僧の 御じひを たれ給ふとも。
やがて 物をひかん事 必定也。
又 我らの けいづを あら/\
かたり 申べし。聞召候(きこしめしそうら)へ。かやうに
申候へば。ねずみと たけくら
べの やうに候へども。謂(いはれ)を し
ろしめされずは。いやしめ給
はんまゝ。ねこぜ なかに をしつ
くばい。大のまなこに かとを 立
申やう

げだう=外道、道に外れた人全般を意味する、元は悟りを得る内道に対する言葉。
うはもり=上盛、最上級のもの、その上
けいづ=系図
あら/\=粗粗、おおざっぱ
たけくらべ=競争、張り合うこと
しろしめされずは=おわかりならなければ
おしつくばい=押し蹲踞、うずくまってひそかに機会をねらうこと
かとを 立=角を立て、かっと立ち?

虎毛の猫、系図に行きそうです。
蹲踞・つくばい・・・難しい字です。
漢検に出そう。

お待たせ!
昨日、仕事で散々だった。
余裕がなかったんだ。

コロリン師匠\¤\᡼\¸ 5