筑波宇宙センターに行って来ました | 読書は心の栄養

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2月16日、筑波宇宙センターに行って来ました。
JAXAです。



入ってすぐのところにH2Aロケットが!
純国産ロケットです



構内地図のうち、私たちが入れるのは左上部分の区画のみです

私は事前に予約して、ロケット発射音を体験するツアーに参加しました。
このツアーでは展示会の中にある展示物の説明まで行なってくれます。
実物の人工衛星や、宇宙ステーションのレプリカを通じて日本の宇宙技術の凄さがわかりました。

これが国債宇宙ステーションの中で日本が観測・実験している「きぼう」です。



これが実際にロケットに使われるエンジン
一個だいたい10億円なんだそうです。
あの宇宙服も10億円するらしい。
どうもアメリカ製らしく、ぼったくられてんじゃないか?
と思いました。

ロケットのエンジン
スゴイ高温で燃やされているのに、なぜ溶けないのか
それは、燃料に液体水素を使っているのだが、
この液体水素は-270度ぐらいらしく、下のスカート部分に常時液体を張り巡らせているため、
冷却しているのだそうです。
このため、ロケット発射時はここに霜が降りるそうです。



人工衛星の周りにある黄色・金色のアルミホイルのようなもの
これは断熱効果のために巻かれているそうです。
宇宙空間で太陽光線をもろに浴びるため、
昼間で100度以上、夜というか太陽が当たらないときは-100度になるため、
中の機械が壊れないように断熱効果のあるアルミホイルのようなものを巻いている。
どうやって巻いているかというと、マジックテープで貼り付けていました。




人工衛星の周りにはこのような太陽電池がぎっしり貼られていたりします。






日本の宇宙飛行士はまだ8名しかいません。
下の3名は元飛行士
特に山崎直子さんについては、元JAXAの職員であり、
莫大な国家予算をつぎ込んで宇宙飛行したにも関わらず、
やめてしまわれて、JAXAの職員は複雑な心境のようです。

中段の3名は現在、訓練中で近い将来宇宙に行くことが予定されているそうです。



国際宇宙ステーションは当初5年で完成する予定が、12年もかかってしまった。(2011年)
その段階でよく調べてみると、寿命は残り5年しか残っていなかった。
つまり2016年までしか持たない。
そこで、アメリカが主導して無理やり寿命をもう4年伸ばして2020年までにした。
が、2020年になると国際宇宙ステーションは大気圏に突入させ、燃やすそうです。

代わって2020年に完成予定なのが、中国単独の宇宙ステーション
私たちもこの宇宙事業にもっと予算をつぎ込む必要があるし、理解を示す必要があると思いました。