イラストレーターの営業 | よしぞう日誌

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漫画家・イラストレーター因幡よしぞうのブログ
※コメントは承認制になっております。

僕の日常は朝起きてコーヒー飲みながらパソコンの前に座り、そのまま作業を開始して夜の9時頃までって感じなので、ブログに書くような出来事はほとんど無いw^^;

 

自分が携わった作品が公開されたらそれの告知をするくらいしか最近はブログを更新できてなかったので、僕がやってる創作の裏話的なことをカテゴリーを作って語っていこうと思います。

 

フリーでやってるとストレスがたまるようなことも多々あるので、もしかしたら愚痴的になるかもだけどw

 

では、最初は営業のお話を…

 

僕は元々は漫画家を目指してて、出版社に持ち込みとかして担当さんも付けてもらったけどそこから先には進めず広告漫画やイラスト、キャラクターデザインなんかをやるようになりました。

 

ただ、初期の頃は世間ではまだデジタルに移行しきってない時代だったので、営業は自分の足で…つまり、自分の作品のポートフィリオを作って使ってくれそうな会社に飛び込みで営業をかけて、お仕事をもらうという感じでした。

 

イラストレーター仲間からは「今月営業頑張ったけど、一つも仕事とれなかった…」という話もよく耳にしました。

 

そしてその場合、住んでる地域によっても条件が変わってくるのです。

当然、出版社の殆どが集中してる東京の方が仕事を受注できる確率が高く、その他の地方ではやはり大幅にお仕事受注率が下がります。

 

しかも料金も場合によってはゼロが一つ違うくらい変わるのです。

 

その時代、東京の会社からいただいたお仕事のギャラと、僕の住んでる大阪のお仕事のギャラを比べて「こんなに違うのか!」と驚いたものです。

そりゃみんな、東京に出て行きますわw

↓ちなみにその時代にやったお仕事の一つがこちら。京都新聞のHPに掲載されてました。

 

ちなみに僕は新幹線に乗って東京まで行って、出版社に持ち込みしてたけど、大阪よりも人が多い東京に住むのは嫌だったし、何より生活基盤が保証されてなかったので行く勇気が無かったです。

 

 

で、そのまま大阪でバイトしながらぐだぐだしてたんだけど、時代はアナログからデジタルに変わり、状況が変わってきました。

 

 

当初はデジタルの波に少し乗り遅れて「デジタル納品でお願いできますか?」というお仕事の依頼を断らざるを得なかったんだけど…それを教訓に、とあるイベントのキャラクターデザインを依頼された時に思い切ってパソコンを導入しました。

アナログとは描き方が違うのでかなり手間取りましたが、何とか納品できました。

 

ただし貰ったギャラ以上に設備投資したので大幅な赤字でしたw^^;

 

でもそこからデジタルでの描き方を覚え、更にネットでお仕事を受注できるようになり、大阪でくすぶってた僕のマンガ・イラストレーターとしての生活が変わっていったのでした。

 

特にネットでお仕事のやり取りができるクラウドソーシングというのに出会ったのは大きかったと思います。

 

ただ、このクラウドソーシングにも光と影がありますがwww

 

このクラウドソーシングについては次回お話させていただきますね。

 

では今日のところはこの辺で…。

(о´∀`о)ノ