サボテンをお迎えしたものの、みるみるうちに顔色が悪くなってしまい、掘り起こしたら根がなくなっていた。
なんて事があります。
思うに、栽培環境の急激な変化についていけなくて、使えない器官を落とす事があるんじゃないかと思うのですが、そういう植物の生理については明るくないのであくまでも推測です。
我が家のやらかし
山本系白兜、通称山本丸は趣味家の方が即売会に出されたものを購入してきたのですが、うちに元からいた兜と一緒に玄関前に置いておいたところ、みるみるうちに変色してしまいました。
振り返ってみましょう。
山本丸が体調を崩す前に、花園丸が赤ぐされてアストロの星に帰ってしまっていました。
花園丸で色々した反省から、先ずは山本丸を堀り上げてみました。
根が全部ボロボロになっていました。
そこから一か月くらい、ボロボロの根を全て除去して鉢から抜いた状態で転がしておき、殺菌剤を染み込ませた土の上に、ルートンをべったり塗った山本丸を置いておいたのですが、発根の気配はなくやせ細っていくばかり。
ところが気温が低下すると動かなくなるのがサボテンです。
ここからが長かった
何とか冬を越して、何かの拍子に転がったらこれ。
それでもまだ、アストロの星に返したくなかったので山本丸を励ましながら粘るワタクシ。
一緒に頑張ろう!
そして
山本丸は恐らく、設備のいい温室の高温多湿環境でぬくぬく育ってきたのでしょう。
兜を作っている趣味家さんは、たいてい蒸し作りという育て方をなさっているからです。
蒸し作りの方が発育は良くなるし、兜の顔色もくっきりでアレオーレも白点も美しく保てます。
そういう蝶よ花よ兜丸よの環境から、素人栽培の過酷は環境に放り込まれたのですから、そりゃ体調は崩れますよね。
サボテンにメンタルがあれば、メンタルにもダメージを受けると思います。
サボテンは環境、置き場勝負ってところはありますね。
設備のいいところに買われていけば、もっと幸せだったと思います。
兜は具合が悪くなったらすぐにアストロの星に帰星しちゃうものだと思っていたのですが、
腐らせたり焦がしたりしなければ持ち直す事があるんだ
と思いました。
乾燥地の植物だし。
あ、コピアポア・テヌイシマは日焼けで駄目にしちゃいました。
あと、この人。
パロジア・スコパも
この人達は、改装ホムセンのお勤め品で叩き売られてました。
ずっと根が2mmくらいから伸びないし、どんどん萎んで行ったのでもう駄目かと思っていたんですが、
パロジア普及種は強そうだけど、なんかかんかで意外とへそを曲げてしまうようです。
ホムセンのサボテンは全部が全部、ビャクダンてかカマエやギンテマリやコガネツカサみたいな強健種じゃないんですよね。
ホームセンターや百均で売ってるからと言って、その植物が簡単に育つとは限りません。
ってことです。
しかし緋牡丹が来たら、龍神木辺りに継ぎ直しか
(多分すぐ枯らすので、来なくていいです)