今日から7月。
時がすぎるのが早い早い。

昨日はお昼から雨がほぼ止んだので、大祓・夏越祓に行ってきました。
日和って近場でです。

神社は神事で大祓詞を参列者で読む山口大神宮様

大内氏が伊勢神宮から勧請しての[西のお伊勢さん]と呼ばれていた神社です。


ワタクシの知ってる近場で参列者が大祓の神拝詞を一緒にあげられるところはこちらくらい

玉串料千円からと聞きましたので、ちみっと多めに包みました。


大祓の祝詞は山葵天狗祭でもあげてましたが、近年はお祭り自体を行っていないので、今、御神事で唱和出来るのはうちの近場ではこちらくらいかな。


神事は15時から。

先ずは拝殿で大祓の御神事。

参拝者も合わせて神拝詞を読み上げました。それから移動して茅の輪くぐり初めからの参列者が順次くぐるという式次第でした。


総代さん方、茅の輪くぐり中

(参拝者の一番最後に)


あれだけ雨が降って、確か午後からも雨の予報でしたが、この神事の間は雨が上がってました。

総代さん方は「午前中に神事をされた某お宮では御神事中大雨だったけど、さすがこちらの御祭神は」と仰ってました。


あと、本来は大晦日と同じで大祓は日没後らしいです。


総代さんや神職の皆さんが「日曜日だったからか、参拝者が多かった」と仰ってましたが、今回が多く感じられたのはここ数年はコロナ中だったからかもしれません。


確かに、多かったのは全体の参列者かな。

茅の輪くぐりの列は今まで見た中で一番長かったです。

(初詣も山口大神宮はかなり並びます)


御神事の方は、2021年は平日でしたが、大祓で昇殿していた人数は結構多かったような記憶があります。





おまけ

山口大神宮は西のお伊勢さんなので、前を流れる川は[五十鈴川]といいます。

その辺りの事は大内氏の責任で、山口が吹いている訳ではありません。


まあ、室町時代には栄えていて[西ノ京]と呼ばれていた山口ですので、そういう事があってもおかしくはないと思いました。

さらに、昨年の盛岡のようなオーバーツーリズムにはなっていませんでした。


こういうのは気持ちの問題と言われると思いますけど、例えば夏越なら[これからの暑い夏に向けて一度気持ちの澱をリセットする]という気持ちが大事だとワタクシは思っております。

習慣だから行事だから、初詣やお祭りで神社に神様を拝みに行くでも、先ずはいいと思います。

深く考えたらそんなのは無駄、どうして金銭の授受が発生する?って意見も読みましたが、そう仰有る方は多分、どうしようもない事があっても自分の心が折れない、自分で切り拓ける強い人なんだろうなと思います。
実際、神々が人間の願いに直接手をくだす事はありませんので。

ただ、こういうのはコミュニケーションですので、心強さが必要な時、心をリラックスさせる必要がある時にそう場所や存在があると良いよね。
でも日頃から親しまずに神社にいきなりお願いに行っても神々は仏様方のような誓願立ててされているお仕事じゃないので(たまには顔を出しておくが吉)
って話がしたかっただけです。




そう言えば今日2024年7月1日は暦の上では半夏生。
タコを食べるといい日らしいです。