育てやすい植物って何だろう?

植物が好む環境に置いておけば、植物は勝手に育つものなのですがー

例えばこういう野生の人達

それだと[園芸]にはならないんだな。

例えば、葛とかセイタカアワダチソウとかのびのび育ってますけど、庭に勝手に生えてくるのを放置してたらえらいことになります。

育てやすい植物というより
育てやすい園芸品種ですね。

裏山から取って来た植物を育てても良いとは思います。
裏山から取って来た植物を育ててる話でワタクシの好きな話はこちら(何度もリンクしてますが)

ウチの方だと、じぶんちの山の湧水のある露岩してる所からモウセンゴケを取って来て庭先のメダカの横に置いてたら、外国人がやってきて“GREAT!”って大騒ぎしたって感じかな。
※実際は環境が変わって枯らすと嫌だから山に行った時に見るだけですけど。

でー
我が家園芸部員の中で丈夫で育てやすい人達というと普及種のマミラリアさん達でしょうか。
暑いのも寒いのも幅広く対応してくれますし。

可愛いし。

可愛いは正義でしょう。

この人たちは丈夫なので、気温や日当たり具合を見ながら欲しがった時に水やりをしつつ、だいたい放任してるけど時期になったら花が咲くし育てやすい・・・いやほぼ放任でも育ってくれる人達なんじゃないでしょうか。


花もよく咲きますし、形も面白かったり美しかったり。

植え替えてもほとんどいじけませんし。


特に珍しくはありませんが、コンパニオンプランツとしては優秀だと思います。


ただサボテンはインテリアではありませんので、育成には日光が必要です。一日中日光の当たらない室内の定位置ダメ絶対。お外日光と風と雨よけは必須。



写真は我が家園芸部員の一部、正面猩々丸、左後ろカルメナエ、右後ろ[名札は玉翁]


それぞれとのエンカウント場所は、雑貨店の室内展示棚のすみっこ、サボテン専門ファームのハウス内、ホムセンおつとめ品棚の半額シールです。

サボテンにはトゲがあって、育て易いかっていうと不用意に触ると痛いという育てにくさがあるので、トゲが気にならないならという条件つきですが。

トゲが痛くないサボテンもいます

(写真はマミラリア黄金司)

ホムセンのミニ苗出身です。

カルメナエや白星も痛くないマミラリアです。


他にトゲのないサボテンの人達もいますが、あの人達は放任してるとへそを曲げるしいつの間にか根っこがなくなったり本体が消えてしまう事があるので、育てやすくはないと思います。

設備がないと、よほど上手くやらない限り限界を迎えてしまいます。




トゲがないサボテンというと

具体的にはこの人能丸さんとか

兜丸は気難しいというか、調子が良ければるんるんだけど、ちょっと具合が悪くなったらすぐにアストロの星に帰星しちゃうという。


それで我が家園芸部では、アストロ星があまり恋しくならないように種から育ててます。

なかなか大きくならないのでしんどいです。

ギバエウムを見習って欲しいです。


あとは、2〜3年に1度のくらいの植え替え、カキコ取り、冬に縁側に取り込む程度のお世話で毎年豪華な花が咲くエキノプシス短毛丸さんみたいなサボテンも良いかも。
トゲは痛いですが皮膚に残るタイプじゃありません。

 

 


 個人的経験からの感想を申し述べさせて頂きますと、この辺の紐サボテンも丈夫で、適度なお世話でもりもり伸びてくれます。

軒下に提げておくとご機嫌さんです。

 


我が家のからでもさん。

他所の子はもっとオサレな感じなのに、うちの子達は好き勝手放題です。


からでもはハンギングでないと育成困難なようです。

いや、我が家にお迎えした時にはここまでじゃなかったんで庭木の太枝に提げてたんですけど、寒いのが苦手と言うので家の出窓のカーテンレールで冬越しした後軒下に出したらズルズル育ってました。


昨年の新芽も垂れる気満々です。


丈夫さを言うと、紐が折れても傷口を乾かして薬塗っておくと発芽します。

折れた方も挿し木しておくと根が生えてきます。

丸いサボテンより水が好きで、水が足りなくなると地肌がしぼんできます。

風通しも重要かな。


育てやすいというか、サボテンに関しては日本の気候にも適応するって感じかな。

植物育成に置き場環境は非常に重要ですので、逆に置き場環境に適した植物を選べば育てやすいと思います。


植物を[どこに置きたいか]優先で考えている人は幸いです。
そこに置ける植物を考えればいいのですから。

ex.窓越しにしか日光が入って来ないなら、軟葉系ハオルチアも良いと思います。


この植物をお迎えしたい、植物優先という人は、家のどこなら育つかを考えて、育成環境に不安があれば環境を整えてからお迎えするが吉です。

リビングの棚でインテリアとしてサボテンや多肉植物を育てたいって人は、HELIOSとかAMATERASといった強力な植物育成ライトと一緒に買うと良いと思います。
トイレにサボテンを置きたい方も、四六時中の換気扇とともに是非ライト+タイマーの導入をご検討ください。

植物育成ライト、インテリアとしてもオサレですよ。

 

 


24時間タイマーも是非御一緒に!

 


って言うしかないよね。

植物ファーストですよ。

ワタクシもよく枯らしたりいじけさせたり腐らせたりしてますが、多肉植物のいいところはリカバリーが効く子が多いってところです。
葉っぱや茎を挿しておけば根が出てくる種類が多いです。

サボテンも、意外と発根します。
根っこがなくなっていじけることもありますけど、お勤め品コーナーで50円で売られていて、根っこがない状態で数ヶ月転がしてたら、夏の終わりごろから根が出て来て、今年の春には花まで咲いたマミラリアフィッシェリーってサボテンもいましたし。
今は鋭意子吹き中ですわ。



そんなこんな。