萩(石見神楽第二弾)か下関(追儺式)で節分祭を仕上げて来ようと思ったのですが、現在外は大雨が降っていて、軒下に降り込んできた雨でエケベリア(小鉢)がちょっと湿り、雨が不満な襟巻きに詰められているところなので、22時くらいに豆打って本日の節分巡りはおしまいにしようと思います。

あーでも、これからご飯を炊くのが面倒臭いので、近所スーパーで恵方巻きが投げ売りされていたら、今日の晩御飯にしようそうしよう。

海苔巻きって、おかずがご飯に巻かれているので、あと汁物を作るだけでそこそこいい夕ご飯になるんですよ。
当然、丸かぶりなどせずに切って食べます。

恵方巻きが喉に詰まったら嫌だもの。
あれだよね、元々は若いオネエサン達とのお座敷遊びで始まった丸かぶりだそうだから、加齢による嚥下能力低下といった事情なんてお構いなし仕様なんですよ。

ワタクシはこれ、丸かぶりをしたら絶対に喉につかえさせてしまいます。
良く噛んで食べないと。

ただ、丸かぶりで海苔巻きが気道に入って運ばれる人続出なんて話はこれまで聞いた事がないので、かぶっていてやばいと感じたら丸かぶりを中断する人がほとんどなんでしょう。

酢飯のご飯粒だから飲み物を飲んだらバラけるし、餅のように粘って取れない感じじゃないし。

でも、ワタクシは分厚い海苔で巻かれた海苔巻きをかぶるのは嫌です。
恵方巻き海苔巻きは、いつもより具が高級なので味わって食べたいじゃないですか。

丸かぶりじゃ味なんかわからないんだろうから、中身は何でも良いんじゃないかと思うんだけど、縁起担いじゃうんだよね。

そうだ。
イワシつみれが安くなってたら味噌汁に入れようっと。


あと、そもそもどうして朝っぱらから浜田市の長浜天満宮にお参りしていたのか?の説明が足りなかったんで、もう一回書いておきます。


浜田市の長浜天満宮では、8月最終日曜日に[八朔花祭り]というお祭りが行われます。

これですわ


通りに面しているお宅でも趣向を凝らした造花を飾ります。

これはトラディショナルスタイル。

正確に言うと、長浜天満宮の境内にある火防神社のお祭りで造花を飾るのですが、参拝者はその造花を防火のお守りとして持ち帰るのです。



で、我が家にもコロナ前に頂いてきた造花がそのまま置いてあったんです。

紙で作った造花なので、置いておくと色褪せたり埃が溜まったりするんですが、神事のものなのでごみに出す訳にはいかないじゃないですか。
一方で、このお祭りと同じようにお守りの造花を持ち帰るという風習は他にないため、他所のどんど焼きや節分のお焚き上げでは引き取って貰えません。

だって、造花だし。

それで、去年の八朔花祭りで、古くなった花はどうしたらいいか聞いてみたところ「節分に持って来て下さい」と言われたんです。

この[古札等お焚き上げ]がそうです。

それで、長浜天満宮に節分の日に古くなった八朔花祭りの造花をがっさり持ち込んだのでした。

長浜天満宮御由緒


後の事を考えると、遠くからの参拝者は造花を持ち帰らない方が後々楽かなあとも思うんですが、やっぱり造花はきれいだし欲しくなるんですよ。

ワタクシも、また頂いて来ましたし。

そうそう、お祭りの受付でご祝儀を渡すと、神社で造花が頂けます。
18時まで残っていられない時は、受付にご祝儀が吉です。