さて午後の部。
かなり疲れてました。

午後一の小沙夜は、道川神楽社中オリジナルという事だったので、是非見ておかないといけないなと思っていたのですが、解説で『公演回数が多い』と言われたので、思い切って休息時間に充当する事に決定。

ややリフレッシュして、大塚神楽団の紅葉狩。

広島神楽は派手で華やかという先入観の通りの華やかさで、3鬼がくるりと姫に化け、面の早変わりの度に観客席から拍手が起こってましたが、ワタクシが仰天したのがお囃子の変拍子。

いやあれ、どうやってんの?

姫の舞いが三拍子というのにも驚きましたが、その後の変拍子には唖然としました。
あんまり驚いたので、舞い手さんのなりはよく覚えてないんですが…あのお囃子に合わせてステップ踏んでるよ舞い手さん達!

広島ではそんなの普通の事で、ワタクシの感想が田舎者丸出しなんでしょうけど。

30分位だと思ってたらプログラムでは50分取ってあって再度びっくり。

だって武者は酒に薬入ってんじゃないかって位、あっさり倒れてましたよね?
ワタクシ途中で寝てないですよ!

いや、お囃子恐るべし。


というびっくり演目の次は、種神楽保存会の五神でした。
予定でも、これは見るべしの◎付きだったので、調整を頑張りましたが、頑張る必要はありませんでした。
見ながら寝てる場合じゃない。

先ずは、4人の四季を司る大顔面の神様が出てきて舞っている場に、いきなり『五番目の息子にも財産を分けろ』という使者がやってくる。

4神が『そんな弟の存在は知らない』と使者をどやすと、5番目と称する埴安大王が乱入してきて暴れる。
4神は一旦追い返し、攻めて来た場合の対策を話し合っている時に埴安大王が家臣とともに奇襲をかける…
という筋書きなんですが。

いや、この演目が本来の奉納神楽のトリっていうの、携帯ブログには書ききれませんが、よくわかりますよ。

石見地方の人達は、農村部でもこういうの普通に見てるんだなあと思うと、痺れるぜ!恐るべし。

また、音響の不具合で音声が途切れたりしてましたが、普通なら重大な不備でも、あんまり関係ないですよ、うん。

あっ!トリの大蛇を書く余裕が無い(-"-;)

つづく