野口先生の言葉 | 徳島市の学習塾 吉澤教室

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『回想の野口晴哉』 野口昭子著 <筑摩書房> を読みました。
野口整体で有名な、野口晴哉先生を、奥様の視点から描いた興味深い一冊です。

整体の元祖、カリスマといわれる野口晴哉を信奉する方々は今でも多く、今も野口整体を源流として活動されている方が数多くいらっしゃいます。

整体とは単に身体をほぐしたり、矯正技をかけて身体を整えるだけのものではなく、エネルギー、気、潜在意識、催眠と密接に関わる総合的なものである。ということが

野口晴哉 基本的な考え方です。

野口晴哉



整体と学習塾、全く別の分野のようですが、実は「指導論」という観点からすると非常に近いものがあることに気づきました。

野口整体とは、相手を知り、その体のクセを熟知した上で、治療を行うという、西洋医学とは真反対の視点から行う治療です。
 
本の中で、自分の子供を「教える」という章があります。
以下、引用。
 
「子供たちは、学期末に成績表をもって帰った。私は子供がよく勉強したか、しないかの結果だと思って見ていた。しかし、夫の見方は全く違っていた。『この成績表は、この子に対する教師の教え方の成績表でもある。』またこうも言った。『僕たち、整体をやっているものは、引き受けて一人でも元気にならない人がいたら、やはり技術の失敗なんだ。だから命がけで、一人一人を丁寧に観ている。(以下省略)』」
 
吉澤教室のフルコンタクトと、全く同じ考え方で鳥肌が立ちました。

言い訳はいりません。とにかく、
吉澤教室に在籍する生徒は、伸びない生徒を1人もつくらない。常に自分の指導技術の全部を集中して生徒に注ぐ。もちろん指導技術は日々磨き続ける。
その真剣勝負を続ければ、どんなに困難な相手だとしても、必ず突破口はあると信じています。  これまでもそうでした。

剣道でいうなら、一足一刀の間合いで生徒にむかうことです。
一足一刀の間合いとは、
一歩踏み込めば相手を打つことができ、一歩下がれば相手の打ちをかわすことのできる間合いのことで、攻撃にも防御にも移れるスレスレの命がけの間合いの事です。当然、全神経を集中しなければなりません。

一足一刀

言うは易し…ですが、いずれにしても緊張感を持って真摯に生徒と向かい続けることが第一歩だ。と、今日も自分に言い聞かせています。


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