和菓子は小さい頃から大好きで、
以前から興味のあった和菓子作り体験へ行ってきました!
場所は石川県観光物産館です。
味だけでなく、見た目にもこだわり四季折々の日本の美しい風情を表現する和菓子。
和菓子は大きくわけると、生菓子・半生菓子・干菓子にわけられます。
今回作らせていただいたのは生菓子。
生菓子とは、出来上がりの水分保有量が30%以上のものなので、
材料が乾かないよう手早く仕上げなければなりません!
和菓子の中でも特に生菓子は、菓子職人の腕の見せどころ。
写真左下のもの以外の三つが私が作ったものですが…
予想以上にとても難しかったです。。笑
(左下のものは、職人さんの作ったお手本としていただけたものです!)
右下の「福寿草」は、黄色と緑色のグラデーションを綺麗に仕上げるところがなかなか上手くいかず。。
左上の「水仙」は、意外にも花の中心の黄色の部分を作るのに苦戦。
細かい部分なので水分がなくなり乾き、割れやすくなるので、
手早く仕上げることの重要性を再確認。。
そして最後に作った紅白きんとん、一番大変でした!
きんとんは、餡を裏ごし器(下の写真のもの)を使いそぼろ状にしたもので、
中心の餡を包み季節を表現する生菓子なのですが…
そぼろ状の餡を、お箸で中心の餡に付けていく作業の絶妙な力加減がとても難しく…
私が綺麗に付けられるようになるには何年かかるのだろう…
というより、まず出来ないだろう…
と実感しました。。笑
最後になってしまいましたが、
使用した材料と道具はこちらです。
箸の上にある太いものは「三角べら」といい、
「水仙」の花びらの形を作るため切れ込みを入れるときに使用しました。
菓子職人さんが作るところを見たことがありましたが、
実際に作ってみると、こんなにも難しいとは。。
和菓子作り体験、
職人技の素晴らしさがよりわかり、
以前にも増して生菓子が好きになったので、とてもいい経験になりました!