「LaLa(白泉社)」に1985年2月 号から1990年12月号にかけて連載された
成田美名子先生の作品。
ファッショナブルな画と美しい色使い。アートとしても素晴らしいこの作品。
リアルタイムで読み、今でも単行本を飾り、ときとして読み返すほどに愛している作品です。
(ちなみに現在、雑誌「MELODY」で「花よりも花の如く」を連載中。)
その「CIPHER」が愛蔵版として発売されました。
当時の著者の想いが語られ、あの作品を生み出すことが想像以上に難産だったことに驚き
大好きな作品が「苦しみ」によって産まれたことを知り、すくなからずショックを受けました。
でも、最後まで著者さまの言葉を読んで、作品とともに成長し、生きるということが
いかに素晴らしく大変なことなんだろう...と、また「CIPHER」を読み返す気持ちになりました。
主人公だけではなく様々な人々の環境、生い立ち、葛藤、成長が自分の力になったりもした。
きっと、これからも挫けそうになったり、人との関わりが億劫になったり、
ネガティブな自分が出てきたら「CIPHER」を読むと思う。
成田先生これからも愛してます!!
でね、この漫画の主人公っつうのがまたキレイな双子ちゃんで
シヴァとサイファってお名前で、役者やってて本名はジェイクとロイ。
(余談ですが、うちの子(猫)の名前ここからいただき”ジェイ”と”ロイ”。)
なんかねぇ、
最初は主人公二人が互いしか信じられるものがなく、寄り添って生きてて、
いろんな人との出会いによって、さまざまな壁(困難)が立ちはだかり
それを乗り越えて、ひとりひとりの人間として強くなり、自立していく姿が
あの時代を乗り越えたユノとチャンミンとリンクしちゃって...
結局トンに戻る (爆。
しかも、お兄ちゃんのシヴァはクールに見えて、実は照れ屋で優しい。頭もいいのよ~ → チャミ
弟、サイファはもう思ったままに行動、懐に入れた相手は絶対優先。天然で人懐っこい。 → ユノ
もう、はまりすぎ。(兄、弟は逆だけどね^◇^)
で、私はどちらかというとジェイク(シヴァ)が好きだった...というか、
「誰かこの子を解って!彼を一番愛して、しあわせにしてあげて~><」
という気持ちで一杯でした。それもチャミに抱く気持ちと似ている...。
チャミの場合は、その相手がユノだったっていう最高の結果に(←完全に決めつけている。(爆。)
ジェイクも、「CIPHER」の続編「ALEXANDRITE」で、素敵なパートナーができそうな、しあわせな予感を漂わせつつ終わりました
あ、めちゃめちゃ簡単に書いてるけど、成田先生の描く話は
本当に深くて、素晴らしいですよ!!
(じゃなきゃ20年以上も大事に持ってないっす。)
興味のある方はぜひ。
(他にも「ナチュラル」とか、「エイリアン通り(ストリート)」とか、「ミキ&ユーティ」とか、初期から現在まで色褪せない感性。....全部おすすめです。)
この内容で興味持てるか~!!!!!ってなったら
成田先生、閲覧くださった皆様、申し訳ございません...
日産まであと5日。
サザンの日産ライブで一番参考になったのは時間。
21:00エンドは絶対ですって。(近隣への音漏れ等の関係で)
押したら、MCもしくは曲、もしくは両方がカットだから!!!!
みなさま、お行儀よく参戦しましょうね~。