![矢部家 矢部美幸オフィシャルブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110124/22/yoshiyuki-yabe/49/54/j/t02200185_0245020611003785011.jpg?caw=800)
どうも、ヨシユキヤベです。
ブログをご覧いただいているみなさん、いつもありがとうございます。
今はほとんどの方が、携帯電話を持っています。
もちろん、自分も持っていますが、かつては一家に一台があたりまえという感じでした。
ですので、友だちに電話をする場合、家の電話にするしかありませんでした。
友だちも自分への電話は家にかけてきます。
しかも、友だちがかけてきても、自分が電話に出るとは、限りません。
矢部家の場合、おやじ、おかん、じいちゃん、ばあちゃん、ひろゆき、自分で確率は6分の1になるです。
それは、まだ高校生の時です。
ある日、友だちが電話をかけてきました。
電話に出たのは、じいちゃんです。
じいちゃん『はい、もしもし、矢部ですが…』
友だち『もしもし、○○と言いますが、よしゆきくんは、いますか?』
じいちゃん『はい?』
そう、じいちゃんは耳が遠いのです。
もう一度、少し声をはって言います。
友だち『○○と言いますが、よしゆきくん、いますか!』
じいちゃん『もしもし?もしもし?』
さらに声をはって言います。
友だち『よしゆきくん!!いますか!!』
じいちゃん『ああ!よしゆきやね、ちょっと待ちや!』
友だちは、やっと伝わったと思い、ホッとして、受話器を耳にあてたまま、自分が出るのを待ちます。
その時です!
“チンッ”
部屋の中にうそであってほしい音が響きます。
やったのです!じいちゃん!電話をきったのです!
後でじいちゃんに聞くと、自分を呼びに行くために、思わず、受話器を置いてしまったという事でした。
その日以来、友だちから、矢部家に電話する行為を“ロシアンルーレット”と命名されました。
ヨシユキヤベは、自分がこの先、歳をとり、じいちゃんになった時、じいちゃんみたいなじいちゃんになろうと心に決めたのである。
※ロシアンルーレット
リボルバー式拳銃に一発だけ弾丸を装填し、適当にシリンダーを回転させてから自分の頭(特にこめかみ)に向け引き金を引くゲーム