矢部家 矢部美幸オフィシャルブログ



どうも、ヨシユキヤベです。



ブログをご覧いただいているみなさん、いつもありがとうございます。



今はほとんどの方が、携帯電話を持っています。



もちろん、自分も持っていますが、かつては一家に一台があたりまえという感じでした。



ですので、友だちに電話をする場合、家の電話にするしかありませんでした。



友だちも自分への電話は家にかけてきます。



しかも、友だちがかけてきても、自分が電話に出るとは、限りません。



矢部家の場合、おやじ、おかん、じいちゃん、ばあちゃん、ひろゆき、自分で確率は6分の1になるです。



それは、まだ高校生の時です。



ある日、友だちが電話をかけてきました。



電話に出たのは、じいちゃんです。



じいちゃん『はい、もしもし、矢部ですが…』



友だち『もしもし、○○と言いますが、よしゆきくんは、いますか?』



じいちゃん『はい?』



そう、じいちゃんは耳が遠いのです。



もう一度、少し声をはって言います。



友だち『○○と言いますが、よしゆきくん、いますか!』



じいちゃん『もしもし?もしもし?』



さらに声をはって言います。



友だち『よしゆきくん!!いますか!!』



じいちゃん『ああ!よしゆきやね、ちょっと待ちや!』



友だちは、やっと伝わったと思い、ホッとして、受話器を耳にあてたまま、自分が出るのを待ちます。



その時です!



“チンッ”



部屋の中にうそであってほしい音が響きます。



やったのです!じいちゃん!電話をきったのです!



後でじいちゃんに聞くと、自分を呼びに行くために、思わず、受話器を置いてしまったという事でした。



その日以来、友だちから、矢部家に電話する行為を“ロシアンルーレット”と命名されました。



ヨシユキヤベは、自分がこの先、歳をとり、じいちゃんになった時、じいちゃんみたいなじいちゃんになろうと心に決めたのである。






ロシアンルーレット

リボルバー式拳銃に一発だけ弾丸を装填し、適当にシリンダーを回転させてから自分の頭(特にこめかみ)に向け引き金を引くゲーム