この前、高校合格の決まった担当生徒に自分の強みをさらけ出しました
高校で学ぶべきことという話になったついででした
え?弱みじゃなくて強みなのか?と思いました?
ぼくの強みは弱いところです笑
生徒にはこのように話をしました
「俺の強みは自分のネガティブな思い出を語れることです。大人になるとなかなか弱みを見せられなくなるんですよね。
そこで今日は教員を辞めた本当の理由をお話します。
それは周りの先生たちにいじめられたからです。
あることないこと、ほとんどないことを誇張され、怒られ、校長室にまで呼ばれましたよ〜。
2年目の時に、1年間一緒に働いた学年の先生たちから信じてもらえないことの辛さ。きつかった、、、
そんな時に、もし自分に人よりずっと誇れるものがあれば辞めるという選択にはならなかったのかもしれません。
ただ俺の強みは『弱さを伝えられること』
これは学校現場で役立てることはできなかった。
小学生に愚痴るわけにいかないですからね笑
だったらそれができる場にいけばいい。そうして学習塾に来ました。そして今それを皆さんに伝えられている。
これからみんなは高校(大学)と進むでしょう。ぜひ何でも良いから人より誇れることを探してみてください。勉強だけでなく、そういったことを学ぶ場だと思いますよ。
俺はその強みがあったから、見つけられたから、今ここ(学習塾)で働いて、楽しい日々が送れている。給料が安いのだけが不満だけどね」
社会に対して「希望のみ」を与えていたのではダメだと思うんです。苦しいこともあり、耐えきれないこともある。逃げてもいいんだと、逃げた先でどうしていくのか。
これを伝えられて本当に良かったと思っています。
うなずきながら聞いてくれていました。
本日もありがとうございました